「povo2.0とポケット型Wi-Fiを併用すると、通信費を節約できるのかな?」
「povo2.0とポケット型Wi-Fiを併用するデメリットや注意点を確認しておきたい」
結論からお伝えすると、povo2.0とポケット型Wi-Fiを併用することで、スマホ料金を節約できる可能性があります。
ただし、全員が節約できるわけではなく、スマホの利用状況によっては素直にトッピングを購入した方が安く抑えられるケースも。
この記事ではまず、povo2.0とポケット型Wi-Fiを併用するメリット・デメリット・注意点を解説します。
その後、メリット・デメリット・注意点を踏まえてpovo2.0との併用におすすめなポケット型Wi-Fiを3社ご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
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- povo2.0とポケット型Wi-Fiを併用するメリット
- povo2.0とポケット型Wi-Fiを併用するデメリット
- povo2.0とポケット型Wi-Fiを併用する前に知っておきたい注意点
- povo2.0との併用におすすめのポケット型Wi-Fi3選
- まとめ
povo2.0とポケット型Wi-Fiを併用するメリット
povo2.0とポケット型Wi-Fiを併用することで、トッピングを購入するよりも通信費を抑えられる可能性があります。
例えば、povo2.0では20GB/30日間のトッピングが2,700円で販売されていますが、MONSTER MOBILEのポケットWi-Fiであれば、同じ20GBのプランが1,980円で提供されています(2024年8月現在)。
このように、1ヶ月に利用するデータ通信量によってはトッピングを購入するよりも月額料金がお得になる可能性があるのは、povo2.0とポケット型Wi-Fiを併用する唯一にして最大のメリットといえるでしょう。
povo2.0のトッピングとポケット型Wi-Fiの料金比較表
povo2.0とポケット型Wi-Fiを併用するとトッピングを購入するよりも通信費を抑えられるといっても、具体的にどれくらい安くなるのかが気になる方も多いはずです。
そこでここでは、データ使用量別にpovo2.0のトッピングとポケット型Wi-Fiの料金を比較してみました。
月間データ使用量が20GBの場合
月間データ使用量が20GBの場合のpovo2.0のトッピングとポケット型Wi-Fiの料金はそれぞれ以下の通りです。
トッピング | ポケット型Wi-Fi | ||||
---|---|---|---|---|---|
種類 | 金額 | 20GB/月あたりの金額 | 社名 | プラン名 | 月額料金 |
20GB/30日 | 2,700円 | 2,700円 | AIR-WiFi | おてがるプラン | 1,958円 |
60GB/90日 | 6,490円 | 2,163円 | MONSTER MOBILE | 2年契約プラン 20GB | 1,980円 |
Rakuten WiFi Pocket Platinum | 楽天最強プラン(〜20GBの場合) | 2,178円 | |||
Chat WiFi | 20GBプラン | 2,280円 |
毎月のデータ通信量が20GB程度であれば、AIR-WiFiやMONSTER MOBILEを併用すると、トッピングを購入するよりもお得に利用できます。
月間データ使用量が50GBの場合
月間データ使用量が50GBの場合のpovo2.0のトッピングとポケット型Wi-Fiの料金はそれぞれ以下の通りです。
トッピング | ポケット型Wi-Fi | ||||
---|---|---|---|---|---|
種類 | 金額 | 50GB/月あたりの金額 | 社名 | プラン名 | 月額料金 |
150GB/180日 | 12,980円 | 約4,327円 | MONSTER MOBILE | 2年契約プラン 50GB | 2,530円 |
300GB/365日 | 24,800円 | 約4,133円 | Chat WiFi | 50GBプラン | 2,600円 |
FUJI WiFi | 年得プラン 50GB | 2,990円 |
毎月のデータ使用量が50GB程度の場合、トッピングでまかなうと4,000円ほどかかってしまいますが、ポケット型Wi-Fiであれば2,000円代の支払いで済ませられることがわかります。
月間データ使用量が100GBの場合
月間データ使用量が100GBの場合のpovo2.0のトッピングとポケット型Wi-Fiの料金はそれぞれ以下の通りです。
トッピング | ポケット型Wi-Fi | ||||
---|---|---|---|---|---|
種類 | 金額 | 100GB/月あたりの金額 | 社名 | プラン名 | 月額料金 |
300GB/90日 | 9,834円 | 3,278円 | ぴたっとWi-Fi | ー | 2,728円 |
MONSTER MOBILE | 2年契約プラン 100GB | 2,948円 | |||
どこよりもWiFi | 100GBプラン | 3,058円(37ヶ月目以降2,508円) |
毎月のデータ使用量が100GB程度の場合は、ぴたっとWi-Fiを併用すると、月500円ほど節約になることがわかります。
データ通信量無制限の場合
データ通信量を無制限で利用したい場合のpovo2.0のトッピングとポケット型Wi-Fiの料金はそれぞれ以下の通りです。
トッピング | ポケット型Wi-Fi | ||||
---|---|---|---|---|---|
種類 | 金額 | 1ヶ月あたりの金額 | 社名 | プラン名 | 月額料金 |
データ使い放題 7日間 12回分 | 9,834円 | 3,278円(28日分) | Rakuten WiFi Pocket Platinum | 楽天最強プラン | 3,278円 |
BIGLOBE WiMAX +5G | ー | 3,278円(25ヶ月目以降4,928円) | |||
Chat WiFi | 無制限プラン | 5,995円 |
データ無制限での利用を考えた場合、povo2.0のトッピングはポケット型Wi-Fiとほぼ同じくらいの月額料金で利用できます。
ただし、ここで比較対象にしているのは7日間データ使い放題が12回分セットになったトッピングなので、わかりやすいよう28日分(7日×4回)で計算している点には注意が必要です。
ですので若干の差ではありますが、データ通信量無制限で比較するとRakuten WiFi Pocket PlatinumやBIGLOBE WiMAX +5Gの方が、povo2.0のトッピングよりもお得に使えるといえるでしょう。
povo2.0とポケット型Wi-Fiを併用するデメリット
povo2.0とポケット型Wi-Fiを併用するデメリットは以下の2点です。
- 外出時に荷物が増える
- 充電の手間が増える
以下からそれぞれについて簡単に解説します。
外出時に荷物が増える
povo2.0とポケット型Wi-Fiを併用すると、外出時に荷物が増えてしまいます。
povo2.0だけ契約している状態であれば持ち物はスマホだけでよいですが、ポケット型Wi-Fiを契約するとルーターを持ち運ばなければなりません。
カバンが重たくなったり、ポケットに入れる荷物が増えてしまう点は、povo2.0とポケット型Wi-Fiを併用するデメリットといえるでしょう。
充電の手間が増える
ポケット型Wi-Fiのルーターを利用するには、スマホのように充電が必要です。
ルーターの一般的な連続通信時間がおおよそ9〜10時間程度なので、1日中使用した場合は毎日充電が必要にです。
充電するという作業自体は難しいものではありませんが、スマホだけでも少し面倒なので、もう一台管理しなければならないとなると手間だなと感じてしまう可能性があります。
povo2.0とポケット型Wi-Fiを併用する前に知っておきたい注意点
povo2.0とポケット型Wi-Fiを併用する前に知っておきたい注意点は以下の3つです。
- 利用状況によってはトッピング購入の方が安くなるケースもある
- 用途によってはpovo2.0の低速モードで十分な場合もある
- ポケット型Wi-Fiの契約期間は必ず確認しておく
注意点は特に押さえておきたいところだと思いますので、それぞれの内容について詳しく解説します。
利用状況によってはトッピング購入の方が安くなるケースもある
何度かお伝えしている通り、povo2.0とポケット型Wi-Fiを併用したからといって必ずしもお得になるわけではありません。
場合によっては、トッピングを購入した方が節約につながるケースもあります。
例えば、povo2.0の端末でデータ通信量を月に1GBしか利用しない場合であれば、必要なタイミングで1GB/7日間のトッピングを購入すれば、月額料金を390円に抑えられます。
ほかにもpovo2.0のトッピングには、
- データ使い放題/24時間:330円
- 3GB/30日間:990円
など、低価格なトッピングがいくつか用意されています。
毎月のデータ通信量が少ないのであれば、通常通り必要なときに必要なだけトッピングを購入した方が月額料金が抑えられる可能性もあるので、ご自身のひと月のデータ通信量利用を確認した上で、ポケット型Wi-Fiと併用するか否かを決めるとよいでしょう。
用途によってはpovo2.0の低速モードで十分な場合もある
povo2.0はトッピングを購入したり、ポケット型Wi-Fiと接続したりしなくても、低速モードであればネットに接続可能です。
ただし、最大で128Kbpsしか出ないため、できることは限られてしまいます。
とはいえpovo2.0の低速モードでも、実はそこまで速度低下が気にならずに利用できるものもあります。
例えば以下の通り。
- LINEトーク・LINE通話
- テキスト中心のサイト閲覧
- PayPayでの支払い
一方で、インスタグラムのような画像中心のアプリや、YouTubeのような動画アプリ、ゲームアプリなどはpovo2.0の低速モードで利用できないわけではありませんが、非常に遅いので実用には耐えません。
スマホの用途が低速モードでできることがメインであれば、あえてポケット型Wi-Fiを契約しなくてもよい可能性もあるため、ご自身の用途を改めて考え、必要性の有無を検討するとよいでしょう。
◆povo2.0でのLINE利用について知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
→povoでもLINEは使える?トッピングなしでLINE通話はできる? - オータクログ
ポケット型Wi-Fiの契約期間は必ず確認しておく
povo2.0は契約期間が設定されていないためいつでも違約金なしで解約できますが、ポケット型Wi-Fiの中には契約期間が設定されているものもあります。
契約期間中に解約すると違約金が発生してしまうケースがほとんどなため、ポケット型Wi-Fiの契約期間は必ず確認しておくのがおすすめです。
例えば、大容量のデータ通信料が最安クラスの「ぴたっとWi-Fi」の場合、契約期間は24ヶ月に設定されており、契約更新月以外の解約には2,480円の違約金が設定されています。
お試し気分で契約してしまうと思わぬ出費が発生する可能性も考えられるため、ポケット型Wi-Fiの契約期間については必ず確認しておきましょう!
povo2.0との併用におすすめのポケット型Wi-Fi3選
ここまでご紹介してきた通り、povo2.0はトッピングを必要なタイミングで少量購入する使い方であれば、月額料金を数百円程度まで抑えられるキャリアです。
しかし、データ通信の使用料が多く、トッピングをたくさん購入する使い方をしてしまうと、割高になってしまうという弱点があります。
そこでここからは、そんなpovo2.0の弱点を補う「データ通信量が大容量で月額料金が安い」ポケット型Wi-Fiを3つご紹介します。
Rakuten WiFi Pocket Platinum|毎月のデータ使用量にムラがある方におすすめ!
月額料金 |
〜3GB:1,078円 3GB〜20GB:2,178円 20GB〜無制限:3,278円 |
---|---|
初期費用 | なし |
データ通信量 | 無制限(段階制プラン) |
通信速度 |
下り最大150Mbps 上り最大50Mbps |
契約期間 | なし |
※2024年8月20日時点
Rakuten WiFi Pocket Platinum は、楽天モバイルが提供するポケットWi-Fiです。
定額制ではなく使ったギガ数に応じて月額料金が決まる仕組みなため「毎月のデータ通信量にムラがある」という方もお得に使えます。
また、契約縛りがなく、契約手数料もかからないため、無駄な料金が発生しないのも魅力の一つ。
ルーターも1円で手に入れられるので、ほぼ月額料金以外支払う必要がありません。
「データ通信をたくさん使う月もあるし、ほとんど使わない月もある」という方は、Rakuten WiFi Pocket Platinum をPovo2.0と併用すれば、自動的に節約ができますよ。
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ぴたっとWi-Fi|毎月100GB程度のデータ通信をするならお得
月額料金 | 2,728円 |
---|---|
初期費用 | 3,300円(事務手数料) |
データ通信量 | 100GB |
通信速度 |
下り最大150Mbps 上り最大50Mbps |
契約期間 | 24ヶ月 |
※2024年8月20日時点
毎月20GB以上使う可能性が高い方におすすめなのは「ぴたっとWi-Fi 」。
なぜなら、データ容量が100GB/月も利用できるにもかかわらず、月額料金が2,700円程度と格安なためです。
相当なヘビーユーザーでもない限り、ほとんどの方は月に100GBもあれば十分こと足りるはず。
現在スマホ料金で2,800円以上支払っている方は、povo2.0+ぴたっとWi-Fiを併用することで、ほぼ通信速度制限にかかることを気にすることなく通信費を節約できるでしょう。
ただし、2年の契約縛りがありますので、短期での利用をお考えの方は、ほかのポケットWi-Fiとの併用をおすすめします。
BIGLOBE WiMAX +5G|高速通信を求める方におすすめ!
月額料金 |
初月:0円 1ヶ月目〜24ヶ月目:3,278円 25ヶ月目以降:4,928円 |
---|---|
初期費用 |
3,300円※クレジットカード払いの場合 (口座振替の場合は28,160円) |
データ通信量 | 無制限 |
通信速度 |
下り最大3.9Gbps 上り最大183Mbps |
契約期間 | なし |
※2024年8月20日時点
「値段の安さのデータ通信量も大事だけど、通信速度はおろそかにしたくない」という方には「BIGLOBE WiMAX +5G」をおすすめします。
下りの通信速度(インターネット閲覧や動画再生時の速度)が最大3.9Gbpsと、光回線並の速度。
さらに高速データ通信は無制限に使えるので、毎日リモートワークやオンラインゲームをする方でも安心して使えます。
25ヶ月目以降は割引が終了するため月額料金が上がってしまいますが、契約期間や違約金はないため月額料金が安い間だけ利用することも可能なので、割引期間さえ忘れなければ安心して利用できるでしょう。
まとめ
最後に、Povo2.0とポケット型Wi-Fiを併用するメリット・デメリット・注意点をおさらいしておきましょう。
メリット
- トッピングを購入するよりも通信費を抑えられる可能性がある
デメリット
- 外出時に荷物が増える
- 充電の手間が増える
注意点
- 利用状況によってはトッピング購入の方が安くなるケースもある
- 用途によってはPovo2.0の低速モードで十分な場合もある
- ポケット型Wi-Fiの契約期間は必ず確認しておく
私がこれまでPovo2.0を使ってきた経験から考えると、20GBや30GB以上など、高速データ通信をたくさん使うのであれば、トッピングを購入するよりもポケット型Wi-Fiと併用する方がお得になると感じます。
反対に、1ヶ月のデータ通信量が数GB程度なのであれば、素直にPovo2.0のトッピングを利用する方がお得だと思います。
そのため、ある程度ガッツリデータ通信を利用するのであれば、Povo2.0とポケットWi-Fiの併用を検討してもよいでしょう。
個人的には、どれだけデータ通信を利用しても上限が3,278円で、利用しない月は使った分だけ支払えばよいRakuten WiFi Pocket Platinumがおすすめ。
私はスマホ代はできるだけ少なくしたいので、あまりデータ通信を使わない月がある可能性を考慮すると、段階制プランのRakuten WiFi Pocket Platinumは非常に魅力的に映ります。
Povo2.0を自分に合った方法で賢く運用し、毎月の通信費節約につなげてくださいね!
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