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Square(スクエア)のスマホタッチ決済(Tap to Pay)を導入してみました!レビューから設定・会計のやり方も解説

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「スクエアだとスマホでタッチ端末ができるって聞いたけど、実際どうなの?」

「使い方は難しいのかな?」

 

スマホを決済端末代わりに使える、スクエアの「スマホタッチ決済」。

便利そうだけど「実際のところどうなんだろう?」と思っている方は多いはず。

 

そこでこの記事では、

 

  • スクエアのスマホタッチ決済の基本情報
  • 筆者が使ってみて良かった点・気になった点
  • 設定・会計のやり方
  • 注意点

 

を解説します。

 

スマホタッチ決済を利用し、低コストかつスピーディにキャッシュレス決済を導入したい方は、ぜひご一読ください!

 

この記事を書いた人
オータク
オータク

コーヒー歴10年、移動販売カフェ運営歴5年のコーヒー好き。最近はインドネシア・ブラジルのコーヒーが好み。

 

 

スクエアのスマホタッチ決済(Tap to Pay)とは?手数料・対応端末など基本情報を解説

スクエアのスマホタッチ決済のやり方を知りたい方の中には「そもそもスクエアのスマホタッチ決済ってどんなものかよく知らない…」という方もいるのではないでしょうか?

 

そこでここからは、スクエアのスマホタッチ決済の基本情報を簡単に解説します。

スクエアのスマホタッチ決済とは

スクエアのスマホタッチ決済とは、スクエアの無料アカウントに登録し、「スクエアPOSレジアプリ」をダウンロードするだけで、手持ちのスマホが決済端末になるサービスです。

 

これにより決済端末を購入する必要がなくなるため、スピーディかつコストを抑えてキャッシュレス決済の導入が可能に。

 

スマホがインターネットにつながっていれば利用できるため、実店舗はもちろん、マルシェイベント出店や出張サービスなど、さまざまなシーンで手軽にキャッシュレス決済を導入できるのが特徴です。

スクエアのスマホタッチ決済の利用にかかる費用・手数料

スクエアのスマホタッチ決済の利用にかかる費用・手数料は以下の通りです。

 

初期費用 無料
月額 無料
振込手数料 無料
決済手数料 3.25%

 

かかる費用は決済手数料のみ

決済用に新たにスマホを準備する場合は端末代がかかりますが、手持ちのスマホを利用する場合は端末代も必要ありません。

 

低コストで始められるのは、スクエアのスマホタッチ決済の大きなメリットと言えるでしょう。

スクエアのスマホタッチ決済が使える端末

スクエアのスマホタッチ決済は、iPhoneAndroidの両方で利用可能です。

それぞれの利用条件は以下の通り。

 

iPhone 最新のiOSを搭載したPhone XS以上
Android Android 9以上を搭載したNFC機能が付いている端末

 

ただし、Androidの場合は稀に条件を満たしていても対応していない場合があるので、事前に公式サイトで手持ちのスマホが対応しているかを確認しておくことをおすすめします。

 

Androidの対応端末確認はこちらから

対応端末一覧 | Square

スクエアのスマホタッチ決済の対応支払い方法

スクエアのスマホタッチ決済の対応支払い方法は以下の通りです。

 

  • タッチ決済対応クレジットカード・デビットカード
  • Apple Payなどのモバイルウォレットに登録されたクレジットカード

 

タッチ決済対応のクレジットカードには、以下のようなマークが印字されています。

赤丸の部分です

 

一方で、交通系ICや電子マネーには非対応

手軽に導入できますが、別売りの決済端末を利用する場合と比較すると、決済方法に制限がある点はデメリットといえるでしょう。

【レビュー】スクエアのスマホタッチ決済(Tap to Pay)を使って感じた良かった点・気になった点

スクエアがスマホタッチ決済に対応していると知った私は「これめっちゃいいやん!」と即導入しました。

それからというもののイベント出店時に毎回利用していますが、「何でもっと早く導入しなかったんだ…」と後悔するほど気に入っています。

ただ、気になる点がゼロというわけではありません。

 

そこでここからは、筆者が実際にスクエアのスマホタッチ決済を利用して感じた、良かった点・気になった点をご紹介します。

スクエアのスマホタッチ決済(Tap to Pay)を使って感じた良かった点

決済端末がいらないから初期費用がかからなかった&荷物が減った

ぶっちゃけた話、「可能であればどんなサービスを利用する際もお金がかからなかったらいいのに…」と思っている方もいるはず。だって単純に利益が減ってしまいますからね

少なくとも私はそういうタイプなので、スクエアのスマホタッチ決済を導入したことで、初期費用がかからなかったことが良かったなと感じました。

 

また、私は主に屋外でのイベント出店でスクエアを利用する予定だったので、決済端末という荷物が減ったのも助かりました。

私は比較的忘れ物をしてしまう方なので、用意しなければならないものが一つでも少なくなるスマホタッチ決済は非常にありがたいと感じています。

お客様が違和感なく利用してくれた

正直、スマホタッチ決済を導入している方を今まで見たことがなかったので、「お客様に『こいつ情報をスマホで俺のカード情報抜き取ろうとしてるんじゃねぇのか』といった感じで怪しまれるんじゃないかな…」という懸念がありました。

 

しかし、そんな心配はまったく不要でした。

「こちらにタッチお願いします」と私のスマホを差し出したところ、サッとタッチ決済対応のカードををかざしてくれました。

お客様からはむしろ「今はこんなのあるんやね〜」といった反応が多かったので、ホッと胸を撫で下ろした記憶が残っています。

 

その後もこれまで特に変な感じになることはなかったので、お客様的には普通のことなんだなと感じました。

サインレスでお会計がスムーズだった

私は普段買い物をするときクレジットカードを使うことが多いのですが、支払い時に暗証番号やサインを求められることが度々あります。

あれってお店側・お客様側両方にとって手間がかかるので、導入したら大変かな…と思っていたことがありました。

 

しかし、スクエアのスマホタッチ決済は基本的にサインレスなので、お会計がめちゃくちゃスムーズ

「自分が支払うときも全部これだったら楽なのに…」と思います。

 

ただし、1回あたり15,000円以上の決済にはサインが必要になるため、扱う商品によってはサインレスにはならないと覚えておきましょう。

スクエアのスマホタッチ決済(Tap to Pay)を使って気になったポイント

正直なところ気になった点はそこまでないのですが、強いてあげるとすれば、決済時にスマホをお客様の方に差し出す手間があるという点が気になるかなと思います。

 

例えば、スクエアカードリーダーを使えば、リーダーをレジ周りに置いておき、それにカードなどをかざしてもらえばいいので、スムーズなお会計が実現します。

 

しかしスマホタッチ決済では、リーダーではなくレジとして使用中のスマホをお客さまの方に差し出してタッチしてもらう必要があるので、工数が一つ増えてしまうのです。

 

すごく小さなことですが、積み重なると作業効率に影響を与えてしまう可能性があるなと思っています。

 

あまりにもクレジットの件数が増えてきたら、カードリーダーを導入しようかなと考え中です。

スクエアのスマホタッチ決済(Tap to Pay)がおすすめな人

これらのメリット・デメリットから、スクエアのスマホタッチ決済は以下のような方におすすめです!

  • とりあえずキャッシュレス決済をお試しで導入してみたい方
  • コストを抑えてキャッシュレス決済を導入したい方
  • キャッシュレス決済は導入したいけど荷物を増やしたくない方
  • 持ち運びに便利な決済端末をお探しの方

 

スクエアのスマホタッチ決済(Tap to Pay)の利用設定のやり方

スクエアのスマホタッチ決済の利用設定のやり方は以下の通りです。

 

  1. アカウント作成
  2. アプリのインストール
  3. 追加情報の提出(必要であれば)
  4. 審査結果の通知
  5. スマホタッチ決済の利用設定

アカウント作成

必要なものを準備する

スクエアのアカウント作成に必要なものは以下の2つです。

 

  • 本人確認書類
  • 売上金の受け取り口座の情報

 

この2つは必ず使用しますので、事前に準備しておきましょう。

公式サイトへジャンプ

必要なものが準備できたら、下記のボタンから公式サイトへジャンプし「無料でアカウント作成」のボタンをタップしましょう。

 

①:下記のボタンから公式サイトへジャンプ

 

②:少し下にスクロールして「無料でアカウント作成」をタップ

メールアドレス・パスワードの登録

法人・店舗or個人事業主の選択

 

事業・個人情報の入力

ここからは、名前や住所などを入力していきます。

入力内容が間違っていると審査に落ちてしまう可能性も考えられるので、打ち間違いの内容慎重に入力しましょう。

 

入力画面①

 

個人事業主と法人では必要な情報が変わるため、あらかじめ確認しておきましょう

 

※アカウントの作成に必要な情報

情報 個人事業主(eKYC) 法人または団体
名前
生年月日
電話番号
自宅住所
銀行口座
業種・事業内容
法人または店舗名
法人または店舗の住所
法人または店舗の電話番号
代表者
法人番号

出典:Squareのアカウントを作成する | Squareヘルプセンター - JP

 

入力画面②

 

入力画面③

売上金の受取口座の登録

ここで売上金の受取口座を入力します。

本人確認


売上金の受取口座の入力が終わると、本人確認に移ります。

とはいっても顔写真付きの本人確認書類をアップロードするだけなので、特に難しいことはありません。

販売方法などの登録

本人確認が終了したら、最後に販売方法などを登録していきます。

ポンポンっとご自身に合ったものを選択するだけですので、こちらも特に迷うことはないはずです。

 

入力画面①

 

入力画面②

 

入力画面③

 

入力画面④

 

ここまで入力すれば、アカウント作成は完了です。

完了すると自動的に審査がはじまりますので、結果を待ちましょう。

アプリのインストール

審査の結果を待っている間に、スクエアのPOSレジアプリをダウンロードしておきましょう。

 

Square POSレジ
Square POSレジ
開発元:Block, Inc.
無料
posted withアプリーチ

スマホタッチ決済の利用にはアプリが必須なので、忘れずにダウンロードしておいてくださいね。

追加情報の提出

全員では無いようですが、アカウント作成から数日で追加情報の提出が求められることがあります。

追加情報の提出が必要な場合は「追加情報の提出のお願いとサポートのご案内」という件名で、以下のようなメールが届きます。

 

 

アカウントにログインすると、以下のような画面が出てきますので、追加情報を提出しましょう。

 

 

私の場合は、

  • 移動販売カフェのメニュー表
  • 移動販売カフェのインスタグラムのURL
  • 対面式と解答

という内容で提出しました。

 

こちらも不備の無いように慎重に提出しましょう。

審査結果の通知

無事に審査に通ると、以下のようなメールが届きます。

 

 

筆者の場合は、アカウント作成から追加書類の提出も含め、4日で審査結果のメールが届きました。

 

この段階まで来れば、Visa・Mastercard・Amexのスマホタッチ決済に対応可能

なお、JCBなどほかのクレジットカードにも対応したい場合は、別途申請が必要です。

 

スクエアの管理画面の「設定」→「アカウントと設定」→「企業または店舗の情報」→「店舗情報」→「支払いブランド」から申請ができますので、必要に応じて申請しておきましょう。

スマホタッチ決済の利用設定

スマホタッチ決済の利用設定のやり方は、iPhoneAndroidで方法が若干異なります。

 

ここからは、それぞれの方法について解説します。

 

筆者はAndroidを使用しているので、Androidについては写真付きで解説しています!

iPhoneの場合

①「Square POSレジアプリ」をダウンロード
②アプリを開くとApple IDを関連付けるようメッセージが表示される
③OKすると、スマホタッチ決済が有効になる

Androidの場合

①端末の設定で「NFC」をオンにする(機種によって画面は異なります)

 

②スクエアPOSレジアプリを開き、下部メニューの「その他」→「設定」をタップ



③「ハードウェア」をタップ

 

④「Tap to Pay」が「無効」になっていればタップ(有効になっていればそのままでOK)

 

⑤「タッチで支払う」の右側にボタンをタップしてをONにする

 

⑥以下の状態になれば設定完了です!

 

スクエアのスマホタッチ決済(Tap to Pay)を使ったお会計のやり方

ここからは、スクエアのスマホタッチ決済を使ったお会計のやり方をご紹介します。

スマホタッチ決済というとなんとなく難しそうですが、操作はめちゃくちゃ簡単ですので、気楽にご覧ください。

 

①商品金額を入力もしくは登録商品を選び「お会計」をタップ

 

②「Tap to Pay」をタップ

 

③以下の画面が出たら、お客様にクレジットカードもしくはスマホをタッチしてもらう

 

④必要に応じて電子レシートを発行する(今回は「レシート不要」を選択します)

 

⑤「ありがとうございました。」のメッセージが出れば決済完了です!

 

スマホタッチ決済では紙のレシートは発行されませんので、もし紙のレシートが必要な場合は、申込時に「スクエアターミナル」も併せて購入しておくことをおすすめします!

スクエアのスマホタッチ決済(Tap to Pay)利用時の注意点

スクエアのスマホタッチ決済を利用する際の注意点は以下の2つ。

 

  • 一回の支払い金額に上限が設定されている
  • タッチ決済利用時はスマホケースを外しておく

一回の支払い金額に上限が設定されている

スクエアのスマホタッチ決済では、一回の支払いあたり15,000円の上限が設定されています。

もし15,000円以上の支払いを処理した場合、以下のような確認作業が必要になります。

 

  • タッチ決済クレジットカードの場合:購入者の署名
  • モバイルウォレットの場合:生体認証による購入者の本人確認

 

15,000円以上の単価の商品を取り扱っている場合は、頭に入れておきましょう。

スマホタッチ決済の利用時はスマホケースを外しておく

すごく細かな話ですが、スマホタッチ決済を利用するときは、スマホケースを外しておくことをおすすめします。

 

なぜなら、スマホケースを付けたままだと、タッチ決済が反応しないことがあるためです。

 

このような状態では、キャッシュレス決済の目的の一つであるスムーズな会計ができず、お客様にストレスを与えてしまうので、タッチ決済を利用する際はケースを外しておきましょう。

 

お客様がスマホケースを付けたままの場合も同様に反応しないことがあるので、覚えておいて損はないですよ!

スクエアのスマホタッチ決済(Tap to Pay)に関するよくある質問

スクエアのスマホタッチ決済でクレジットカードを読み取れない場合の対応は?

スクエアのスマホタッチ決済でクレジットカードが読み取れない場合は、カード番号の手入力で対応可能です。

 

 

ただし、手入力の場合は決済手数料が3.25%から0.5%上乗せされ、3.75%となってしまう点は頭に入れておきましょう。

スクエアのスマホタッチ決済はオフラインでも使えますか?

スクエアのスマホタッチ決済は、オフラインでは使えません。

 

そのため、利用中は常にスマホをインターネットに接続しておく必要があります。

 

ちなみに、通信速度制限がかかったスマホでは処理に時間がかかったり、エラーになってしまうことも。

利用時に速度制限にかかった状態にならないよう、必要に応じてキャリアや契約プランを変更したり、新たにスマホを準備したりしておきましょう。

スクエアのスマホタッチ決済とstera tapならどちらがよいですか?

スクエアのスマホタッチ決済とstera tapを簡単に比較してみた結果は以下の通りです。

 

  スクエア stera tap
対応端末 iPhoneAndroid
初期費用 0円
月額 0円
決済手数料 3.25% 2.70%
対応決済方法

タッチ決済クレジットカード

モバイルウォレット

対応ブランド

VISA・Mastercard・AMEX・JCB・Diners Club・Discover

iPhone:VISA・Mastercard・JCB・AMEX

Android:VISA・Mastercard

振込手数料 0円 三井住友銀行:0円
他行:220円
入金サイクル

三井住友銀行みずほ銀行:翌営業日

他行:水曜日締め金曜日入金

月2回締め15日後払い
審査期間 最短即日

iPhone:最短即日

Android:最短5日

 

決済手数料で選ぶならstera tapが有利。

ただ、振込手数料や入金サイクル・審査期間など総合力で選ぶならスクエアという感じでしょうか。

 

どちらを選ぶかはそれぞれの考え方によるため、ご自身の合ったものを選択してください。

まとめ

スクエアのスマホタッチ決済は、手持ちのiPhoneAndroidスマホをキャッシュレス決済決済端末として使用できるサービスです。

 

対応端末であれば誰でも利用できるため「キャッシュレス決済の導入で売上が上がるか試してみたい」「導入費用を抑えたい」という方にピッタリといえるでしょう。

 

設定や会計のやり方も非常に簡単でなので、今回ご紹介した手順の通りに行えば迷わないはず。

 

まずは無料でアカウントを作成して、スクエアのスマホタッチ決済導入の準備を始めましょう!

 

 

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