オータクログ

私が学んできたことの備忘録

【体験談あり】Square(スクエア)は個人事業主じゃない人も利用可能!開業届なしの場合の申請方法

当ブログではアフィリエイト広告を利用しています

この記事は移転しました。

自動的に新記事へ移動します。
移動しない場合はこちらをクリックしてください。

「キャッシュレス決済を導入するためにスクエアを利用したいけど、個人事業主じゃないとダメなのかな?」

「開業届がいるっていう情報を見たけど、やっぱりないと申し込みできないかな…」

 

結論からお伝えすると、スクエアは個人事業主じゃなくても、開業届がなくても利用可能です!

実際、私は最近スクエアの審査に通りましたが、開業届の提出は一度も求められませんでした。

 

審査に通るかは人によるため断言できませんが、個人事業主じゃないからという理由で利用できないわけではないため、諦めずにまずは申し込んでみることをおすすめします!

 

この記事では、個人事業主じゃない人のスクエアの申し込み手順を、実際の申し込み画面に沿って詳しく解説します。

 

私の体験談も交えながら解説しますので、スクエアの利用を検討している方はぜひ参考にしてください!

 

 

Square(スクエア)は個人事業主じゃない人でも利用可能!

スクエアは個人事業主じゃない方でも利用できます。

 

そう言い切れる理由は、スクエアの公式ページに以下のような記載があるためです。

 

追加情報の提出では、ご登録の情報および事業主様が、Squareをどのようなサービス提供に利用するかを確認するために、情報をご提供いただきます。

  • 法人または団体の場合:登記簿謄本(発行日から6ヶ月以内のもの)をご提出ください。
  • 個人事業主の場合:開業届をご提出ください。

開業届がない場合は、広告、メニュー表、各種ライセンス証明書、名刺、過去の取扱品およびサービスの請求書、注文書、納品書など、提供サービスの内容が確認できる書類を提出してください。

出典:Square アカウントの申込審査に関するFAQ | Squareヘルプセンター - JP

 

なお、文中の各種ライセンス証明書の例は以下の通りです。

業種・事業内容 各種資格、各種証明書等
まつげパーマ、まつげエクステンションサロン 美容所届
飲食店 各種営業許可証
カウンセリング 各種資格、各機関卒業証書
リサイクルショップ 古物商許可証
アートメイク 医師免許

 

上記の通り、基本的に個人が利用する場合には開業届を提出し、個人事業主となることが必要ですが、開業届がない場合でも代わりの書類を提出することで申請は可能。

 

つまり、スクエアでは開業届を出して個人事業主になっているかどうかよりも「事業として実態があるか」を問われているのです。

【筆者の経験談】Square(スクエア)の申請に開業届を求められなかった

筆者は徳島のイベントで移動販売カフェをしているのですが、キャッシュレス決済ニーズに対応するにあたって、スクエアの利用申請を行いました。

 

その中で、いくつかの書類を提出しましたが、開業届の提出は求めらませんでした。

申し込みを通して、書類として提出したのは以下の3点です。

 

  • 本人確認書類(免許証)
  • お店で利用しているメニュー表
  • 店舗の外観・内観写真(QRコード申請時)

 

「開業届を提出してください」といった内容は申し込み中に一度も見ませんでしたし、実際に提出することもありませんでした。

 

ただし、これはあくまで私の例であり、ほかのケースでも必ず提出しなくてよいとは言い切れません。

スクエアを利用したいとお考えであれば、ひとまず申し込み、自分の場合は開業届が必要となるかどうかを確認することをおすすめします。

 

個人事業主じゃない人のSquare(スクエア)利用手順【5ステップ】

ここからは、個人事業主じゃない人のスクエアの利用手順をご紹介します。

 

本番で迷わないよう、実際の画像を使いながら解説しますので、ここで利用開始までの手順をイメージしておきましょう。

手順①:アカウント作成

まずは、スクエアのアカウントを作成します。

 

流れに沿って必要事項を入力するだけなのでそこまで難しいものではありませんので、実際の画面を見ながら予習しておきましょう。

必要なものを準備する

スクエアのアカウント作成に必要なものは以下の2つです。

 

  • 本人確認書類
  • 売上金の受け取り口座の情報

 

この2つは必ず使用しますので、事前に準備しておきましょう。

公式サイトへジャンプ

必要なものが準備できたら、下記のボタンから公式サイトへジャンプし「無料でアカウント作成」のボタンをタップしましょう。

 

①:下記のボタンから公式サイトへジャンプ

 

②:少し下にスクロールして「無料でアカウント作成」をタップ

メールアドレス・パスワードの登録

法人・店舗or個人事業主の選択

個人事業主じゃない方はここで悩んでしまうかもしれませんが、ここは「個人事業主」を選んでOKです。

事業・個人情報の入力

ここからは、名前や住所などを入力していきます。

入力内容が間違っていると審査に落ちてしまう可能性も考えられるので、打ち間違いの内容慎重に入力しましょう。

 

入力画面①

 

個人事業主」を選択した場合は店舗名は不要なため、名前を入力しておけばOK。

 

※アカウントの作成に必要な情報

情報 個人事業主(eKYC) 法人または団体
名前
生年月日
電話番号
自宅住所
銀行口座
業種・事業内容
法人または店舗名
法人または店舗の住所
法人または店舗の電話番号
代表者
法人番号

出典:Squareのアカウントを作成する | Squareヘルプセンター - JP

 

入力画面②

 

入力画面③

ここも、屋号がなければ名前でOKです。

売上金の受取口座の登録

ここで売上金の受取口座を入力します。

本人確認


売上金の受取口座の入力が終わると、本人確認に移ります。

とはいっても顔写真付きの本人確認書類をアップロードするだけなので、特に難しいことはありません。

販売方法などの登録

本人確認が終了したら、最後に販売方法などを登録していきます。

ポンポンっとご自身に合ったものを選択するだけですので、こちらも特に迷うことはないはずです。

 

入力画面①

 

入力画面②

 

入力画面③

 

入力画面④

 

ここまで入力すれば、アカウント作成は完了です。

完了すると自動的に審査がはじまりますので、結果を待ちましょう。

手順②:アプリのダウンロード

審査の結果を待っている間に、スクエアのレジアプリをダウンロードしておきましょう。

 

Square POSレジ
Square POSレジ
開発元:Block, Inc.
無料
posted withアプリーチ

もしスマホではなくパソコンで決済を済ませる場合は、アプリのダウンロードは不要です。

手順③:追加情報の提出

全員では無いようですが、アカウント作成から数日で追加情報の提出が求められることがあります。

追加情報の提出が必要な場合は「追加情報の提出のお願いとサポートのご案内」という件名で、以下のようなメールが届きます。

 

 

アカウントにログインすると、以下のような画面が出てきますので、追加情報を提出しましょう。

 

 

私の場合は、

  • 移動販売カフェのメニュー表
  • 移動販売カフェのインスタグラムのURL
  • 対面式と解答

という内容で提出しました。

 

こちらも不備の無いように慎重に提出しましょう。

手順④:審査結果の通知

無事に審査に通ると、以下のようなメールが届きます。

 

件名:ようこそSquareへ。決済手段ごとの状況をお知らせします。

 

筆者の場合は、アカウント作成から追加書類の提出も含め、4日で審査結果のメールが届きました。

 

なお、この段階で対応できる決済は、3種類(Visa・Mastercard・Amex)のクレジットカードのみです。

手順⑤:その他クレジットカード・QRコード交通系ICなどの申請(必要に応じて)

もしVisa・Mastercard・Amex以外の支払い方法にも対応したい場合は、この段階で申請する必要があります。

 

管理画面の「設定」→「アカウントと設定」→「企業または店舗の情報」→「店舗情報」から申請ができますので「いろんな支払い方法に対応したい」という方は申請しておきましょう。

上記の部分をクリックすると申請画面に移ります

 

Square(スクエア)に関する個人事業主じゃない人からよくある質問

スクエアの決済端末は必ず買わないといけませんか?

スクエアの決済端末は、必ずしも購入する必要はありません。

 

なぜなら、スクエアは手持ちのスマホを決済端末代わりに利用できる「タッチ決済(Tap to Pay)」に対応しているためです。

 

出典:iPhoneのタッチ決済 | Square(スクエア)

 

ただし、タッチ決済は電子マネーに対応していないなど決済端末と比較すると制限もありますので、ご自身の用途を考慮して使うかどうかを決めるとよいでしょう。

スクエアで販売できないものはありますか?

スクエア以下の事業や事業活動に関係するカード決済を受け付けてはいけないルールとなっています。

 

  • ギフトカード
  • クーポン
  • 割引券の類
  • 現金、通貨
  • 航空券
  • 割引チケット
  • 収入印紙
  • 切手/切手付きはがき
  • 定期券の類
  • プリペイドカードや小切手、リース商品を含む金融商品やサービス等
  • 引換券の類
  • 市場性のある有価証券
  • 現金や製品、サービス等と容易に引き換えが可能なものの類
  • 成人向けの商品やサービス(インターネットや電話、印刷媒体など媒体は問わない)
  • 賭博(宝くじ、カジノのチップ、レース場外での賭博、パチンコ、スロット等を含む)
  • 投資や投機などの管理事業
  • 刺青やタトゥー
  • CBD (及び関連品)
  • 質屋業
  • 探偵業
  • 不動産仲介手数料
  • 相互扶助、相互保険等
  • 占いや超自然的なサービス
  • インターネットオークション
  • 無許可の運営事業
  • 商用以外での使用
  • 水回り修理サービス(自治指定事業者のみ可)
  • 2ヶ月間を超え、かつ5万円を超える価格の継続的役務 (美容医療を含むエステティックサロン事業においては、1ヶ月間を超えかつ5万円を超える価格の継続的役務の場合に該当します。

出典:Square POSレジで利用が認められない商品とサービス | Squareヘルプセンター - JP

 

上記に該当するものの決済利用が判明した場合は利用を停止される恐れもあるため、個人事業主であるか否かにかかわらず絶対に止めましょう。

スクエアの審査は何日くらいかかりますか?

スクエアの審査にかかる日数は、おおよそ以下の通りです。

 

  • Visa・Mastercard・Amex:アカウント作成から3日〜4日
  • JCB・Diners Club・Discover:申し込みから5日〜15日
  • ID・交通系IC:申し込みから4日〜9日
  • QRコード決済:申し込みから30日以内

 

審査中の表示はこんな感じ

 

特にQRコード決済を利用したい方は審査に時間がかかるので、早めに準備を始めることをおすすめします。

まとめ

スクエアは、開業届を提出していない、個人事業主じゃない方でも利用できます。

 

ただ、個人事業主でなくても申請時は「個人事業主」を選ぶシーンがあるため、そこだけ間違えないように注意しましょう。

 

そこさえクリアできれば後は流れに沿って必要事項を入力し、求められる書類を提出するだけですので、問題なく利用開始までこぎつけられるはずです!

 

個人事業主じゃない方もスクエアを導入し、消費者の幅広い決済ニーズに対応しましょう!