「自宅で自家焙煎を始めたんだけど、いまいちうまいこといかないぁ。みんなどんな感じでやってるのかなぁ」
そんなことを考えている皆さんこんにちは。
週末焙煎士のオータクです。
こちらの記事にも書きましたが、私は自家焙煎に長いことハマっています。
飽き性の私が、コーヒーの自家焙煎にハマった理由 - オータクログ
私は2年前の2017年に焙煎を始めました。
しかし教えてくれる人が周りにいなかったので、他の人の焙煎ブログを参考にしていました。
「これをまねてみよう」
と思ってやってみるのですが、うまくいかず。
次は違うブログを、その次また違うブログを。
「あのブログの言っていることと、これを組み合わせたらどうなるだろう?」
そんなことを繰り返しているうちに、「自分の焙煎の形」ができていきました。
結局のところ、今の私の焙煎の形は、いろんな人の焙煎方法を参考にして、組み合わせたものです。
過去の私のように、
「教えてくれる人が周りにいないんだけど、自分の焙煎の形を作りたい」
と思っている人の参考に少しでもなればと思い、この記事を書きました。
ちなみに私はユニオンサンプルロースターのパンチングなし(穴なし)を使っています。
何か一つでもあなたの参考になれば嬉しいです。
それではどうぞ。
私が焙煎で大事にしていること
焙煎方法の前に、私が焙煎で大事にしていることをご説明します。
私が焙煎で大事にしていることは、
「豆一粒一粒が、均一に火が通っていること」
です。
均一に火が通っていないと、雑味を感じ、豆が持っている個性を感じにくくなるように感じているからです。
豆の外側がきれいに焼けているように見えても、内側が均一に焼けていないといい焙煎ではなく、いいコーヒーはできないと私は考えています。
なので、均一に火を通すことを最も重要視しています。
それでは手順を追って、ご紹介していきます。
私の焙煎の手順
①欠点豆をハンドピック
まずは欠点豆をハンドピックします。
生豆の中には、カビが生えてしまっているものや、虫食いの穴があるものが混じっていうからです。
美味しくないのはもちろんですが、単純にカビの生えてるコーヒー飲みたくないよねというのも理由のひとつ。
だから、欠点豆のハンドピックは怠らないようにしています。
②焙煎機を余熱
生豆の準備ができたら焙煎機を余熱します。
余熱をしないと、焙煎時間が長くなりすぎると感じるからです。
長くなりすぎると、豆それぞれが持っている個性が無くなってしまうように感じます。
温度は豆の種類によって少しずつ変えています。
何回かテストしてみて、この温度かな?というところを豆の種類ごとに探っています。
③一旦消火後、生豆を投入。再度点火して強火で1ハゼまで回し続ける
焙煎機が暖まったら、一旦消火し、ハンドピックした生豆 を投入します。
ここは手早くさっさとします。
ゆっくりしていると、せっかく暖めた焙煎機が冷めてしまうからです。
入れ終わったら再度点火し、強火で焙煎機を回し続けます。
強火と言っていますが、私のカセットコンロでの強火なので、コンロの種類によって火加減は変わってきます。
約15分間、1秒に1回転のペースで回し続けます。
⑤1ハゼ、火力調整
約15分間火にかけ続けると、「ぽんっぽんっ」という風感じの音が鳴ります。
これが1ハゼです。
1ハゼがきたら火力を少し弱めます。
弱めるタイミング、どれくらい弱めるかは豆によって変えています。
弱めすぎても強すぎても、均一に火が通らなくなるので、ここが一番焙煎のポイントじゃないのかと最近は感じています。
神経使いまくりです。
だいたいですが、1ハゼの始まりから2ハゼの始まりまで4分~5分くらいです。
⑥2ハゼ、火力調整
1ハゼが終了してしばらくすると次は「ぴちぴち」みたいな音が聞こえてきます。
これが2ハゼです。
2ハゼのタイミングでも火力を調整します。
これも豆によってどれくらい調整するかは変わってきます。
⑦消火、冷却
豆の色、豆肌や煙の匂いを確認し、焼き上がりのタイミングを探ります。
「キターーーー(゜-゜)!」
と思ったら消火して、焙煎機から豆を取り出します。
ここまでで、おおよそ20分程度です。
この時の豆の温度は200度を超えています。
本当にやけどに気を付けてください。
取り出したら、うちわで冷まします。
⑧出来上がり
豆の温度が下がったら出来上がりです。
何粒か割ってみて、豆に均一に火が通っているかを確認します。
これを確認して、ようやく一安心です。
まとめ
これが今現在の、私の焙煎方法です。
抽象的な部分が多々あって申し訳ないです。
ですが、実際に豆によっていろいろ変わってくるのでいろいろ実験して調整してください。
ここでご紹介した方法はほんの一例で、方法はいろいろあると思うのですが、何よりも
「豆一粒一粒が、均一に火が通っていること」
が大事だと思っているので、そうなるようにした結果が今の焙煎方法です。
多分やっているうちにまた変わってくると思います。
どこか一つでも参考になれば幸いです。
本日も読んでいただきありがとうございました。
徳島県のマルシェで「EncounterCoffee」という名前で自家焙煎コーヒーを販売しています。
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