こんにちは。
最近1日中コーヒーのことばかり考えているオータクです。
自分の淹れるコーヒー、雑味が気になるなぁ。と思っていませんか?
せっかくいい感じで豆の焙煎はできたのに、もしくはお気に入りのコーヒー屋で豆を買ってきたのにドリップで台無しにするのは避けたいですよね。
そこでこの記事では、ハンドドリップでコーヒーを淹れる時に、雑味を極力おさえる方法をお伝えします。
結論からお伝えすると、
「一番だしのように、コーヒーもいいところだけを使いましょう!」
ということです。
この方法を実践すれば、
・毎朝雑味のないコーヒーを飲んで優雅な気分に!
・知り合いが来た時にコーヒーを出して「なんか美味しいね」って言われたい!
をかなえることができます。
特別な技術は何もいらないんです。
ただちょっといつもと淹れ方を変えるだけです。コーヒーの雑味をなんとかしたいという方はご一読ください。
雑味を抑えるためにコーヒーも「一番だし」だけをとろう
突然ですが、「一番だし」ってご存じですか?
料理をされる方はよくご存じかと思いますが、まったく料理なんてしないよーという方のために。
一番だしとは、昆布とかつお節を使って、最初に煮出しただし汁のこと。二番だしとは、一番だしを取っただしがらで、もう一度煮出しただし汁です。
引用:一番だし・二番だしの取り方 [一人暮らし] All About
コーヒーも、だしと同じように「一番だし」だけをとることで雑味を抑えることができるんです。
どういうことかといいますと。
ハンドドリップでの抽出は、簡単に考えると前半と後半に分けることができると考えています。
これは完全に私の感覚になりますが、
・抽出の前半にいい成分(甘みや酸味、良質な苦味)がでてきて、
・後半は濃度の調整。
・後半には、嫌な苦味や渋みなどの雑味も一緒にでてくる
と思っています。
だからか、いろんな本やネットでハンドドリップのことを調べていると、
「抽出の後半はポットから出てくるお湯を太くして早く抽出を終わらせましょう」
と書いてあることがあります。
後半に嫌な苦味や渋みなどの雑味も一緒にでてくると考えると、なるほど理にかなっています。
ん??待てよ?「それだったら後半いらなくない?」
と思い、抽出を前半だけでストップし、後半の濃度の調整をお湯を足すだけという方法を試してみました。
そしたら狙い通り。
雑味のないクリアなコーヒーが出来上がったというわけです。
一番だし最高っす。
それでは、ここからは実際にどのようにしてこの「一番だしコーヒー」を淹れているのかをご説明していきます。
雑味の少ないコーヒーをを淹れる手順
①いつも通りコーヒーを淹れる準備をします
器具、豆の量、粉の細かさはお好みで調整して下さい。
皆さんが普段やっているものでかまいません。
ちなみに私は、
・器具:カリタの三つ穴ドリッパー
・豆の量:15g
・粉の細かさ:中粗挽き~粗挽き
が好みです。
②いつも通り蒸らします
いつも通り蒸らしをしてください。
蒸らしの時間もお好みで調整してください。
私はいつも20秒~25秒蒸らすと決めています。
③いつもの半分量だけ抽出します
ここからはいつも通りではありません。
必要な量の半分だけを抽出します。
ここでコーヒー豆の「一番だし」だけを抽出するためです。
私はいつも、1杯=180gと決めているので、90gだけを抽出しています。
もう一つの決めごととして、2回に分けてお湯を淹れることにしています。
お湯の量も、何回に分けてお湯を注ぐかも、お好みで決めてください。
④お湯を足します
コーヒーを必要な量の半分だけ抽出したので、必要な量になるまでお湯を足します。
サーバーに直接お湯を足しても大丈夫ですし、写真のようにカップに移してから足しても大丈夫です。
⑤完成
これで「一番だし」コーヒーの完成です。
まとめ
長くなりましたが今回のまとめです。
ポイントは、
・ハンドドリップは前半と後半に分けることができる
・前半はいい成分が出てるけど、後半に雑味が…
・だから抽出を前半だけして、後半は抽出しない!
・濃度の調整はお湯で!
です。
もしこれで薄いと感じるようであればお湯を足す量を少なくすればOKですし、濃いと感じるようであればお湯を多めに入れて調整してください。
自分でコーヒーを淹れていて雑味が気になるという方は一度試してみる価値はあります。
一番だしのように、コーヒーもいいところだけを使いましょう!
ぜひお試しください。