「イベント出店にポータブル電源の使用を検討しているが、ほかにも電源確保の方法があるから本当に買うべきか悩む…」
「ポータブル電源を購入したことがないから、どうやって選べばよいかわからない…」
イベント出店時の電源確保の方法として、ポータブル電源はおすすめできます。
しかし、使用する状況によっては、ほかの方法のほうがよい場合もあります。
本記事では、実際にマルシェ出店にポータブル電源を導入した私オータクが、マルシェなどのイベント出店の電源確保にポータブル電源がよいのかを解説したうえで、選び方・おすすめメーカーをご紹介します。
「どうにかして電源のない場所でのイベントで電気を使いたい!」とお考えの方はぜひ参考にしてください。
コーヒーでこれからマルシェに出店する方向けに、ゼロから出店までの流れ・失敗しやすいポイント・注意点などを書いた電子書籍を作りました!
この本が1冊あれば、経験ゼロの方でも出店までこぎつけられるはずです。
当ブログの内容+私のこれまでの経験なども交え、これでもかというくらい書いていますので「これからコーヒーでのマルシェ出店の準備を始めようと思っている」「いつかはコーヒーでマルシェに出てみたい」という方はをぜひご覧ください!
※Kindle Unlimitedに対応しています!
イベント出店の電源確保にポータブル電源はあり?ほかの方法の方がよい?
イベント出店の電源確保にポータブル電源が向いているかどうかは、使用する機器などによって異なります。
そこで本章では、イベント出店の電源確保の方法についておさらいしたうえで、どれを選べばよいのかについて解説します。
イベント出店の電源確保の方法
マルシェなどのイベント出店の電源確保の方法は以下のとおりです。
- イベント会場の電源を使用する
- 発電機を持ち込む
- ポータブル電源を持ち込む
イベント会場の電源を借りられれば問題はありませんが、ない場合もしくは定格出力などが足りない場合は自分で用意しなければなりません。
発電機orポータブル電源どちらがよい?
発電機・ポータブル電源それぞれの特徴から、おすすめな人の特徴は以下のとおりです。
発電機がおすすめな人
- 消費電力の大きな機器を使用したい方
- 電気を使用する機器が多い方
- 長時間のイベントに出店する方
- 寒い地域でイベント出店する方
ポータブル電源がおすすめな人
- 消費電力の小さな機器を使用する方
- メンテナンスに時間をかけたくない方
- 室内のイベントに出店する方
- 静音性を求める方
発電機は、ポータブル電源と比較するとハイパワーな商品が多くなっています。
安価なものでも定格出力が600VAほどあるため、電気機器の使用数が多い場合にも対応可能です。
また、発電機は一般的にガソリンを入れて発電させるため、ガソリンをストックしておけば、半日などの長時間でも使用し続けられます。
一方のポータブル電源は、定格出力が大きいものはあるものの、同じ定格出力のものであれば発電機の方がリーズナブルになるケースがほとんどです。
ただ、発電機にはあまりない定格出力が小さいものが販売されているので、少しだけ電気機器を使いたい方にピッタリといえるでしょう。
また、発電機のように音が発生しない点や、メンテナンスがほぼ必要ない点も選ぶポイントになるでしょう。
イベント出店用のポータブル電源を選ぶポイント
ポータブル電源を選びたいと思っても、初めてで「どのように選べばよいかわからない」とお悩みの方も多いはずです。
そこで本章では、マルシェなどのイベント出店用のポータブル電源を選ぶ際のポイントを解説します。
必要なバッテリー容量に合わせて選ぶ
ポータブル電源を選ぶ際は、容量(Wh:ワットアワー)を必ず確認しましょう。
なぜなら、自分に合わない容量の商品を購入してしまうと、イベント中に電気が足りなくなったり、必要以上に高額なポータブル電源を買うことになってしまうためです。
例えば、イベントの時間が5時間で、消費電力が100Wの機器をイベント中ずっと使い続けたい場合は、500Wh(5h×100W)、40Wの機器を使い続けたい場合は200Wh(5h×40W)が必要です。
ただ、あまりにギリギリの容量だと後半に充電がなくなってしまう可能性があるため、容量は少し余裕を持たせて選んでおくのがよいでしょう。
使用する機器の消費電力に合わせて選ぶ
ポータブル電源を使用する際は、電気機器の消費電力がポータブル電源の定格出力内に収まっている必要があります。
そのため、ご自身が使用予定の機器の消費電力に合わせたポータブル電源を選ぶ必要があります。
例えば、消費電力160Wのコーヒーミルを使用したい場合は、定格出力が160W以上のポータブル電源を選ばなければなりません。
また、コーヒーミル以外に消費電力1000WのIHクッキングヒーターも使用する場合は、定格出力1160W以上の製品が必要です。
もし消費電力がわからないものがある場合は、必ずホームページや取扱説明書などで確認しておきましょう。
使用する機器にあった出力波形・周波数を選ぶ
ポータブル電源などから出力される電気には「正弦波」「修正正弦波」「矩形波」といった波形の種類があります。
もし使用する機器に合わない波形のポータブル電源を選択してしまうと、故障の原因につながってしまう可能性があるため、注意して選ぶ必要があるのです。
ただ、国内の電化製品のほとんどは「正弦波」に対応するよう設計されているため、多くの場合、正弦波で出力するポータブル電源を選べば問題ありません。
また、出力ポートの周波数もチェックしておきましょう。
もし使用する機器が50Hzにしか対応していないにもかかわらず、60Hzにしか対応していないポータブル電源を選んでしまった場合、使えないといった事態になってしまいます。
使用予定の機器の周波数を確認し、ポータブル電源が対応しているかをチェックしましょう。
使用する出力ポートの種類・数に合わせて選ぶ
ポータブル電源の出力ポートには、ACのほか、USB、シガーソケットなどさまざまな種類があります。
そのため、自分が使用する機器が接続できるかを確認したうえで購入する必要があるのです。
また、種類だけでなくポートの数も商品によって異なります。
「ACを2つ使いたかったのに1個しかなかった…」といった事態に陥らないよう、必ずポートの種類と合わせて数も確認しておきましょう。
持ち運びやすい大きさ・重さのものを選ぶ
ポータブル電源の大きさ・重さを確認しておかなければ、届いたものの、大きすぎてイベント会場に持ち運ぶのが大変になってしまう可能性があります。
ポータブル電源は基本的に、容量の小さいものはコンパクトで、容量が大きくなればなるほどサイズも大きくなる傾向があります。
選ぶ容量にもよりますが、持ち運びを考えるのであればできるだけコンパクトなものを選ぶのがおすすめです。
イベント出店におすすめのポータブル電源メーカー3選
ポータブル電源を購入したいものの「初めてでどこのメーカーのものがよいのかわからない…」とお悩みの方もいるはず。
そこで本章では、イベント出店におすすめのポータブル電源メーカーを3社ご紹介します。
Jackery(ジャクリ)
Jackery(ジャクリ)の主な3つの特徴!
ポータブル電源メーカーの中でも特に高い人気を誇る「Jackery」。
ポータブル電源の容量が99Whから3024Whまでで15種類もあるため、ご自身の使用用途に合った商品が選びやすいのが特徴です。
また、純正のソーラーパネルも販売しており、パススルー充電にも対応しているため、出店しながら太陽光充電といった使い方も可能です。
何より、安全性に関する認証をさまざま取得しているほか、多くの方が使用しているという安心感が大きなメリットのメーカーといえるでしょう。
PowerArQ(パワーアーク)
PowerArQ(パワーアーク)の主な3つの特徴!
- かわいらしいデザインでお客様から見えても恥ずかしくない
- 豊富な電力容量から選べるから自分にピッタリのものが選べる
- 無期限のカスタマーサポート付き
かわいらしいデザインと、豊富なカラーバリエーションのポータブル電源を販売する「PowerArQ」。
一見ポータブル電源感がないので、お客様に見える場所に設置しても違和感なく、おしゃれな雰囲気のブースでも馴染んでくれるでしょう。
もちろんおしゃれなだけでなく、機能性も抜群。
例えば表示パネルは視認性が高く見やすい、小容量モデルでもAC出力を2つ搭載しているなど、ユーザーに優しい設計になっています。
ALLPOWERS(オールパワーズ)
ALLPOWERS(オールパワーズ)の主な3つの特徴!
- 容量・定格出力の組み合わせが豊富で自分に合ったものが選びやすい
- 他社の同容量製品と比較してリーズナブル
- 純正のソーラーパネルに対応
「ALLPOWERS」のポータブル電源は、他社と比較して低コストで購入できるのが1番のメリットです。
そのため「とにかくコストを抑えたい」とお考えの方におすすめのメーカーです。
安いからといって機能や特典が少ないわけではなく、専用アプリでの遠隔操作に対応していたり、2年の保証が付いていたりなど、むしろ十分なほどの機能・特典が付いています。
また、小さいものであれば1.36kgのものもあるため、持ち運びしやすいのも嬉しいポイントです。
まとめ
マルシェなどのイベント出店の電源確保に、ポータブル電源がよいかは使用する状況によって異なります。
基本的には、消費電力が小さい機器を使用する場合や、室内でイベント出店する場合はポータブル電源がおすすめ。
一方、消費電力が大きい機器を使用する場合や、半日などの長時間イベント出店で使用するのであれば、パワーのある発電機を選ぶのがよいでしょう。
また、ポータブル電源を選ぶ際は、定格出力や容量、ポート数などをしっかり確認し、自分に合ったものを選ぶのが重要です。
自分のお店に合ったポータブル電源を手に入れ、電源のない場所でのイベント出店を成功させてくださいね。
徳島県のマルシェで「EncounterCoffee」という名前で自家焙煎コーヒーを販売しています。
コーヒーのことや副業のことなど、「話を聞いてみたい!」ということがあれば、私の分かる範囲でお答えしますので遊びに来てもらえたら嬉しいです!
出店情報はinstgramで発信していますので、興味のある方はぜひフォローをお願いします!
とっておきの自家焙煎コーヒー、本気のココアをご用意してお待ちしております!
関連記事
【必須】マルシェイベントでの風対策|ディスプレイ、テントなどポイント別に徹底解説 - オータクログ
【初期費用・維持費無料】イベント出店におすすめのキャッシュレス決済サービス3選 - オータクログ
マルシェイベントで好印象を得る接客術|基本から応用、NG接客までご紹介 - オータクログ
マルシェイベント出店用テーブルおすすめ4選|サイズなどの選び方も解説 - オータクログ
マルシェイベント出店用タープテントおすすめ4選|選び方のポイントも解説 - オータクログ
マルシェ出店料の相場とは?出店料に見合うかどうかの判断方法も解説 - オータクログ
マルシェイベント出店にレジは必要?導入のメリット・デメリット、無料レジアプリをご紹介 - オータクログ
コーヒーで初めてマルシェに出店するとき必要なもの|ダウンロードできるリスト付き - オータクログ
マルシェの釣り銭準備で失敗しない方法|おつりの内訳目安も解説 - オータクログ
【どこで買う?】コーヒー生豆のおすすめ通販サイト6選 - オータクログ