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マルシェの釣り銭準備で失敗しない方法|おつりの内訳目安も解説

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「マルシェに持っていく釣り銭ってどれくらい準備したらいいんだろう?」

「マルシェ出店が初めてだから釣り銭準備で失敗しないか不安…」

 

マルシェ出店に絶対必要なモノの1つが釣り銭。

 

しかし、普段生活する中で釣り銭を準備する機会は決して多くないはずなので、マルシェ出店初心者の方はどうすればいいのかと悩んでしまう方も多いはず。

 

そこで今回は、コーヒーでマルシェ出店を始めて5年が経つ私オータクが、マルシェの釣り銭準備で失敗しない方法を、考え方から具体的な方法まで詳しく解説します。

 

さらに、釣り銭の負担を減らす方法やお釣りを切らしてしまったときの対処法までご紹介しているので、ぜひご参考ください。

 

この記事を書いた人
オータク
オータク

コーヒー歴10年、移動販売カフェ運営歴5年のコーヒー好き。最近はインドネシア・ブラジルのコーヒーが好み。

 

コーヒーでこれからマルシェに出店する方向けに、ゼロから出店までの流れ・失敗しやすいポイント・注意点などを書いた電子書籍を作りました!

この本が1冊あれば、経験ゼロの方でも出店までこぎつけられるはずです。

当ブログの内容+私のこれまでの経験なども交え、これでもかというくらい書いていますので「これからコーヒーでのマルシェ出店の準備を始めようと思っている」「いつかはコーヒーでマルシェに出てみたい」という方はをぜひご覧ください!

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マルシェの釣り銭準備の考え方

マルシェの釣り銭を準備するといっても、経験がないのでどのように考えればいいかわからないですよね。

 

そこでここでは、マルシェの釣り銭準備の考え方を解説します。

 

考え方を知っておけば、次回からは自分で考えて準備できるようになりますよ。

どの金種がよく使われるか予想する

まずは、お客様がどの金種をよく使うかを予想します。

 

使われる金種が予想できれば、どの紙幣・小銭を多めに持っていけばいいかがわかるからです。

 

例えば、400円のコーヒーを販売するとしましょう。そうするとお客様が支払うときは、1,000円、500円を出すことが予想されます。

 

このケースだと、お釣りは500円、100円が多めに必要になる可能性が高いです。一方、1,000円や10円はあまり準備していく必要がなさそうな感じ。

 

このように、販売するものの金額からお客様が使う金種を予想すれば、お釣りの準備はしやすくなりますよ。

最初は多めに準備しておく

特にマルシェ出店初心者の方は、釣り銭を多めに準備していくことをおすすめします。

 

なぜなら、最初のころはどれくらいの量を持っていっていいか感覚がわからないため、少なめにすると釣り銭を切らしてしまう可能性があるからです。

 

初心者のときに釣り銭を切らしてしまうと、どうすればいいかわからず確実にアタフタします。初心者のときに釣り銭を切らした私が言うのだから間違いありません。

 

最初の頃は少し準備が面倒ですが、余裕を持って3万円くらい準備しておけば大丈夫。

出店経験を重ねて、徐々に自分に合った金額に調整していくのがおすすめです。

出店料は別に準備しておこう

釣り銭とマルシェ出店のための出店料は、別で準備しておきましょう。

 

これは好みの問題もあるかと思いますが、個人的には別にしておいた方が売上の計算がしやすいからです。

 

例えば、出店料が1,000円のマルシェなら、出店料1,000円+釣り銭30,000円を持っていくようなイメージ。

 

単純に足し引きの計算が少なくなるので、売上の計算が楽になりますよ。

マルシェの釣り銭の準備方法

アルバイトなどで経験したことがあるならまだしも、そうでない方は釣り銭の準備の仕方がわからないという方もいるはず。

 

そこでここからは、マルシェの釣り銭の準備方法を解説します。

 

やることは2つと多くないので、しっかり確認しておきましょう。

銀行などで両替する

買い物のお釣りなどで小銭を作ってもいいですが、釣り銭はそれなりの枚数が必要なので、集めるのは大変です。私も挑戦しましたが途中で諦めました。

 

釣り銭を準備する際は、銀行などを活用して両替するのがおすすめです。

おおよそどの銀行でも、両替カードを作って手数料を支払えば両替可能。

 

また、店舗によっては硬貨で出金できるATMもあるので、大きいお金を預け入れて、硬貨だけを引き出すという方法もあります。

こちらは無料でできますが、枚数制限のある銀行が多いようです。

 

お札はまだしも小銭は集めるのが大変なので、銀行を活用して釣り銭を作りましょう。

コイントレー付きの金庫に入れる

必要な分の両替ができたら、コイントレー付きの金庫に入れておくのがおすすめです。

コイントレー付きの金庫とはこんなやつ↓

 

 

コイントレーが付いていると10円、50円、100円など、小銭を種類ごとに分けられるので、きれいにまとめられるほか、精算時に数えやすくなります。

 

また、金庫は手提げ、鍵付きがベスト。

手提げにすることで持ち運びが便利になり、鍵付きを選ぶことでもしトイレなどでブースを離れる必要がある時も盗難の心配が少なくなります。

 

マルシェの釣り銭は、上記のようなコイントレー付きの金庫に入れて準備しておくのがおすすめですよ。

マルシェの釣り銭の内訳目安

始めてお釣りを準備するとき、何円をどれくらい準備すればいいかと悩んでしまう方もいるはず。

 

そこでここからは、マルシェの釣り銭の内訳目安をご紹介。

 

商品の単価やマルシエの規模によっても必要枚数は変わってくるので、あくまでも目安と思って見てくださいね。

1万円分の内訳目安

千円札:7枚

500円玉:3枚

100円玉:13枚

50円玉:4枚

 

最近私はこの1万円分でいくことが多いです。必要枚数が少ないので準備が楽なんですよね。

 

でも、たまに100円玉が切れることがあります。また、マルシェ開始直後に1万円での支払いが入ると詰みます。

 

そのため、慣れていない初心者の方にはあまりおすすめしません。

2万円分の内訳目安

千円札:11枚

500円玉:10枚

100円玉:30枚

50円玉:20枚

 

これくらいあれば、釣り銭を切らしてしまう心配はかなり少なくなります。

かなり安心してマルシェ出店に望めるでしょう。

3万円分の内訳目安

五千円札:1枚

千円札:15枚

500円玉:10枚

100円玉:35枚

50円玉:30枚

 

これだけあれば、大規模なイベントでも安心です。

 

これくらい余裕のある金額を準備すれば、釣り銭がなくなってアタフタしてしまうことはなくなります。

 

初めのうちは、これくらいしっかり準備していくのがおすすめです。

釣り銭の負担を減らすためにできること

釣り銭を準備しなければいけないことはわかっているけど、できることなら準備にかかる負担は減らしたいですよね。

 

そこでここからは、釣り銭の負担を減らすためにできることを2つご紹介します。

 

ちょっとしたことですが取り入れれば楽になりますので、ぜひご参考ください。

端数は切り落とす

販売する商品の価格は、端数を切り落とすのがおすすめ。

 

なぜなら、端数が出ると準備しなければならない釣り銭の金種が増えてしまうからです。

 

例えば、商品の価格が490円だとすると、50円玉、10円玉を準備しておかなければなりません。

しかし、これを500円にすれば、50円玉、10円玉は必要なくなります。

 

「100円単位はちょっと…」という方でも、50円単位にしておけば10円玉の準備がいりません。ちょっと楽。

 

端数を切り落とすことで準備すべき釣り銭の金種が減るので、準備が少し楽になりますよ。

キャッシュレス決済を導入する

釣り銭の負担を減らしたいなら、キャッシュレス決済を導入してしまうのもアリ。

 

なぜなら、キャッシュレス決済を導入することで現金のやり取りが少なくなるため、必要な釣り銭が少なくて済むからです。

 

また、キャッシュレス決済を導入することで、売り逃しを防げるのもメリット。

 

マルシェであっても最近では「PayPay使えますか?」「クレジット使えますか?」と聞かれることは度々あります。徳島という田舎でもあるので、都会ではより多いのではないかと予想します。

 

キャッシュレス決済を取り入れれば釣り銭準備が楽になるのはもちろん、売り逃しを逃さないなどさまざまなメリットがありますよ。

 

◆キャッシュレス決済を導入できるマルシェ向きのレジアプリのおすすめはこちらの記事でご紹介しています。

マルシェイベント出店にレジは必要?導入のメリット・デメリット、無料レジアプリをご紹介 - オータクログ

マルシェ中にお釣りが足りなくなったときの対処法

しっかり釣り銭を準備したとしても、時と場合によっては同じ金種ばかり出てしまって、なくなってしまうこともあります。これは避けようがありません。

 

そこでここからは万が一のため、マルシェ中にお釣りが足りなくなったときの対処法をご紹介します。

 

対処法をあらかじめ知っておくことで、「どうしよう…」と慌ててしまうことを防げますよ。

近くの出店者に両替をお願いする

釣り銭がなくなってしまった場合、近くの出店者の両替してもらいに行きましょう。

 

初心者の方には少しハードルが高いかもしれませんが、これが1番早いし確実です。

 

ちなみに、私は両替をしてもらったこともありますし、紙コップを切らして分けていただいたこともあります…。(もちろん買いましたよ!)

 

釣り銭がなくなりそうになったら、まず近くの出店者に両替をお願いしてみましょう。

お客様に小銭がないか相談する

あまりスマートは方法ではないですが、釣り銭がなくなりそうと気づいたら、支払いの際にお客様に相談するのもアリです。

 

たまにコンビニやスーパーでも「1,000円札が不足しています。ご協力ください」みたいな張り紙がありますよね。あんな感じ。

 

例えば、100円玉が切れそうなときに、「実は100円玉が切れそうなのですが、100円玉でお支払いいただけないでしょうか…」と聞いてみる感じです。

 

正直にお伝えすると、ある場合は「あぁ!あるよ!」と答えていただける方も意外と多いです。いつも本当にありがとうございます。

 

もちろん、釣り銭を切らさないように準備するのがベストですが、正直に相談するのも1つの方法だと覚えておけば、万が一のときも慌てることはなくなるでしょう。

まとめ

マルシェの釣り銭、一体どうやって準備すればいいか悩んでしまいますよね。

 

まずは、使われる金種を予測して、多めに持っていくことを心がけておけば大丈夫。この2点を押さえておけば失敗する可能性が限りなく低くなります。

 

また、釣り銭準備の負担を減らすために、商品価格を100円単位、50円単位にするのもおすすめです。準備はもちろん、マルシェ当日のお釣りのやり取りもかなり楽になりますよ。

 

この記事を参考に釣り銭を準備して、初めてのマルシェ出店を成功させてくださいね。

 

徳島県のマルシェで「EncounterCoffee」という名前で自家焙煎コーヒーを販売しています。

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