「市販のココアは甘いものが多い…甘さ控えめのココアってないのかな?」
「自宅にある純ココアを使って甘さを抑えた美味しいココアを作りたい!」
ココアは好きだけど甘さが強いものは苦手…という方は意外に少なくないはずです。
スーパーやドラッグストアなどで販売しているココアは甘く感じるため、好みに合うものが見つけられないと悩んでいる方も多いではないでしょうか?
そこで本記事では、市販の甘さ控えめ調整ココア・インスタントココアのおすすめを5つご紹介します。
また、純ココアから自分で作りたい方向けに、甘さ控えめココアのレシピと簡単な作り方も併せて解説します。
「甘みを抑えた美味しいココアが飲みたい!」という方はぜひ最後までご覧ください。
甘さ控えめのココアを選ぶときに絶対チェックすべきポイント
甘さ控えめのココアを選ぶときに絶対確認しておきたいポイントは以下の2点です。
- 原材料表示
- 使用している砂糖の種類
以下でそれぞれについて詳しく解説します。
原材料表示をチェック
甘さ控えめのココアを選ぶ際は、原材料表示の「ココアパウダー」と「砂糖」のどちらが手前にかかれているかをチェックしましょう。
厚生労働省が定めた原材料表示のルールでは、食品に含まれる重量順に原材料名を表示するのが原則となっています。
JAS法に基づく加工食品品質表示基準(以下、「加工品表」という。)により、原材料名は、使用した原材料を全て重量順に表示するのが原則。
引用:厚生労働省|表示方法について(その4)-原材料表示をめぐる問題-表示について
基本的に、砂糖よりもココアパウダーが多めに入っているものの方が甘さが抑えられているため、甘さ控えめのココアが欲しい場合は「ココアパウダー」が手前にかかれているものを購入するのがおすすめです。
※砂糖よりもココアパウダーが多めに入っているときの原材料表示例
ココアパウダー(オランダ産)、砂糖、脱脂粉乳
→ココアパウダーが砂糖よりも先に表示されている!
ただし、それぞれの原材料の詳しい量がわかるものではないため「これを守れば絶対自分にピッタリの甘さのものに出会える!」というわけではありませんが、甘さ控えめのココアを選ぶ際の1番の基準にはなるでしょう。
砂糖の種類をチェック
甘さ控えめのココアをお探しであれば、配合されている砂糖の種類にも注目しましょう。
なぜなら、砂糖は種類によって甘みの度合いが異なるためです。
例えば、グラニュー糖は甘みを感じる度合いは強いものの、すっと消えるキレの良さが特徴となっています。一方で、赤糖はグラニュー糖と比較すると甘みの度合いは低いものの、余韻のある味わいであることが上記の図からわかります。
甘さ控えめのココアを選ぶ際は、砂糖の種類がわかるのであればグラニュー糖以外のものを選ぶと比較的優しい甘さを感じられるでしょう。
ココアを選ぶときの甘さ以外のチェックポイント
次に、ココアを選ぶ際の甘さ以外のチェックポイントをご紹介します。
ココアを選ぶときの甘さ以外のチェックポイントは以下の4つです。
- ココアパウダーのココアバターは何%か
- 何杯分入っているか
- 作り方はどのようなものか
- 包装形態はどのようなものか
以下でそれぞれについて詳しく解説します。
ココアパウダーのココアバターは何%かチェック
ココアパウダーのココアバター含有量は、飲みやすさやカロリーにかかわってきます。
もしココアの重たい感じが苦手な方がココアバターの含有量が高いものを選んでしまうと「クドくて美味しくない…」と感じてしまうかもしれません。
現在販売されているココアパウダーのココアバター含有量は、おおよそ10%〜24%となっています。
ココアらしい濃厚なコクを楽しみたい方はココアバター含有量の高いものを、サラッと飲みやすいものを求める方、カロリーが気になる方はココアバター含有量の低いものを選ぶとよいでしょう。
何杯分入っているかチェック
普段ココアを飲む量に対して内容量が多いものを購入してしまうと、飲みきれずにいつまでもキッチンに残ってしまう可能性があります。
また、普段飲む量に対して少なすぎると何度も購入しなければならない可能性も。
ココアの内容量は商品によって大きく異なりますが、一般的によくあるものは5杯〜15杯分程度のものが多くなっています。
たくさん飲む方は大きめの容量のものを、ときどき飲みたくなる方は少なめのものを選ぶと困ることが少なくなるでしょう。
作り方をチェック
作り方をチェックしておかないと、ココアを購入したものの「作るための材料が足りなかった…」となりかねません。
ココアの作り方の一例は以下の通りです。
- お湯と混ぜて作る
- 牛乳と混ぜて作る
- 牛乳と砂糖を加えて作る
商品によっては牛乳や砂糖が別途必要な場合もあるため、事前に確認しておくことをおすすめします。
ココアを手軽に飲みたい方はスティックタイプをチェック
ココアを作る手間を省きたい方は、スティックタイプのココアを選ぶのがおすすめです。
なぜなら、一杯分ずつ個包装になっているため粉末を計量する必要がなく、簡単に作れるためです。
作り方も基本的に練らずに混ぜるだけものが多いため、朝の忙しい時間でもサッと準備して楽しめるでしょう。
甘さ控えめのココアおすすめ4選
甘さ控えめココアの選び方が分かっても、世の中にココアはたくさんあるため、どれを選べばよいかわからないという方は多いのではないでしょうか。
そこでここからは、甘さ控えめココアのおすすめを4つご紹介します。
本気のココアの素|EncounterCoffee
このサイトの運営者であるオータクが展開する「EncounterCoffee」は、徳島県のマルシェなどで自家焙煎コーヒー・ココアを販売しているイベント限定カフェです。
こちらの『本気のスパイスココアの素』は、ココアバター含有量が20%〜22%のココアパウダーがたっぷり配合されており、さらに砂糖の量も控えめなため、濃厚なココア感を存分に味わえます。
また、砂糖はグラニュー糖ではなく、やさしい甘さとコクが特徴の花見糖を使用しているため、甘みが強いものが苦手な方でも飲みやすいのも特徴となっています。
原材料:ココアパウダー(オランダ産・ココアバター含有量20%〜22%)、砂糖(花見糖)、全粉乳
砂糖の種類:花見糖
内容量:250g(約10杯分)
基本的な作り方:牛乳もしくはお湯で混ぜる
EncounterCoffeeの本気のココアの素はこちらから
有機ホットチョコレート オリジナル|ブラウンシュガーファースト
有機食材の企画・開発・販売をしている「ブラウンシュガーファースト」が販売する『有機ホットチョコレート オリジナル』は、有機原料のみを使用して作られた調整ココアです。
農林水産省が認定する有機JASを取得した商品なため、農薬などが気になる方でも安心して楽しめるのがメリットです。
また、原材料は有機ココアパウダーと有機ココナッツシュガーの2つだけとシンプルで必要以上のものが入っていないため、お子様とも一緒に楽しめるでしょう。
原材料:有機ココアパウダー(ココアバター20%〜22%)、有機ココナッツシュガー砂糖の種類ココナッツシュガー
内容量:80g(約5杯分)
基本的な作り方:牛乳で混ぜる
C COCOA|C COFFEE
C COCOAは、睡眠の質の向上に役立つと言われている「GABA」、便通を改善する機能が報告されている「有胞子性乳酸菌」が配合された機能性表示食品です。
ココアとしての味わいを楽しむだけでなく、健康をサポートしてくれる機能も持っているのは嬉しいポイントといえるでしょう。
炭が入っているためココアの見た目は黒いですが、味・香りはココアそのもの。睡眠や便通でお悩みの方は試してみてはいかがでしょうか。
原材料:公式サイトに記載なし
砂糖の種類:ー
内容量:105g(約15杯分)
基本的な作り方:牛乳もしくはお湯で混ぜる
バンホーテンの腸活ココア|バンホーテン
「バンホーテン」が販売する『バンホーテンの腸活ココア』は、ビフィズス菌を増やして腸内フローラを改善し、お腹の調子を整えることが報告されているイヌリンが配合された機能性表示食品です。
バンホーテンのココアの味を楽しみながら腸活もできるため、ストレスなくお腹の調子を整えられるでしょう。
このような味・機能性の高い商品であるにもかかわらず、価格がリーズナブルなのも嬉しいポイントです。
原材料:ココアパウダー(ココアバター22%~24%)(オランダ)製造、砂糖、食物繊維(イヌリン)
砂糖の種類:ー
内容量:200g(約10杯分)
基本的な作り方:牛乳もしくはお湯で混ぜる
甘さ控えめココアのレシピ・簡単な作り方
ここからは「純ココアがあるから自分で甘さを調節して飲みたい!」という方のために、甘さ控えめココアのレシピ・作り方をご紹介します。
美味しくするためのちょっとしたコツなどもご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
甘さ控えめココアのレシピ
甘さ控えめココアのレシピは以下のとおりです。
◯甘さ控えめココア(1杯分)
純ココアパウダー:10g
砂糖:5g
牛乳:150g
純ココアパウダーと砂糖の割合は、2:1から始めてみてください。
もしこれで甘ければ砂糖を減らす、苦ければ砂糖を増やすなど、自分の好みに合わせていきましょう。
また、牛乳にも甘みはあるため、牛乳の甘みが強いと感じる方は砂糖を減らすか、一部をお湯に替えるのもアリです。
◆ココア好きの筆者がおすすめする純ココアはこれ。溶けやすく味もよいのでお気に入りです。
純ココアで作る甘さ控えめココアの簡単な作り方
純ココアで作る甘さ控えめココアの簡単な作り方は以下のとおりです。
- 純ココアパウダーと砂糖を計量し、カップに入れる
- 純ココアと砂糖を入れたカップに温めた牛乳を15g〜20g入れ、ペースト状にする
- ダマにならないよう残りの牛乳を少しずつ加える→混ぜるを繰り返し、すべての牛乳を入れる
- 600Wの電子レンジで1分ほど温めて出来上がり
次章から、ココアを作る際に押さえておきたいポイントを2つご紹介します。
少量の牛乳を加えてペースト状にする
よく言われることですが、ココアを作る際は少量の温かい牛乳を加えてペースト状にし、よく練りましょう。
なぜなら、ペースト状にしてよく練ることで、ココアに含まれているデンプンが糊化され、口当たりが滑らかになるためです。
反対に、ペースト状にせず牛乳を一度に加えてしまうと、ココアパウダーがうまく混ざらず、粉っぽい口当たりになってしまいます。
また、少量加える牛乳は、少し温めるのがベストです。
なぜなら、ココアパウダーには油脂分(ココアバター)が含まれているため、冷たい液体では油脂が冷え固まって混ざりにくいためです。
始めに少量の温めた牛乳を加え、滑らかなペースト状にすることで、仕上がりが大きく変わりますよ。
参考:おいしいココアの作り方|バンホーテン ココア ブランドサイト/ココアはやっぱりモリナガ♪ | 森永製菓
電子レンジで温めた後の温度に注意
出来上がったココアを電子レンジで温める際、温めすぎには注意しましょう。
なぜなら、牛乳は温めすぎると美味しさが損なわれてしまうと言われているためです。
「美味しい牛乳」を販売する明治や「八ヶ岳牛乳」を販売している八ヶ岳乳業によると、牛乳の美味しい温度は60℃弱程度とのこと。
同じワット数でも電子レンジによって加熱時間が若干異なるため、調節しながら60℃弱になるように温めてくださいね。
参考:おいしいホットミルク |牛乳を使ったレシピ|明治おいしい牛乳 おいしい暮らし~Natural Taste~|株式会社 明治 - Meiji Co., Ltd./牛乳のおいしい温度は!? | 八ヶ岳乳業ブランドサイト
◆ココアをうまく溶かす方法を知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
→ココアが冷たい牛乳で溶けないのはなぜ?ダマにせずうまく溶かす方法を解説 - オータクログ
まとめ
甘さ控えめのココアをお探しの方は、原材料表示で「ココアパウダー」と「砂糖」のどちらが先に記載されているかを確認しましょう。
原材料表示は重量順に書かれているため、ココアパウダーの方が先に記載されているのであれば、甘さが控えめな可能性は高くなります。
ぜひこの記事を参考に自分好みの甘さ控えめココアを見つけて、美味しく楽しい時間を過ごしてくださいね。
もし、甘さ控えめで濃厚なココアをお探しであれば「Encounter Coffee」の『本気のココアの素』をお試しください。
砂糖控えめで不要な材料を使わないことで、ココアの贅沢な味わいを楽しめますよ。
EncounterCoffeeの『本気のココアの素』はこちらから
徳島県のマルシェで「EncounterCoffee」という名前で自家焙煎コーヒーを販売しています。
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