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ココアとショコラショー(ホットチョコレート)の違い|レシピ・栄養などを比較

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「ココアとショコラショーって何が違う?」

「ココアかショコラショーかで悩んでいるけど、味は違うのかな?」

 

冬になると飲みたくなるココア・ショコラショーなどのチョコレートドリンクですが、これらには違いがあるのでしょうか?

 

本記事では、ココアとショコラショーの違いを4つの面から比較します。

 

ココアとショコラショーの違いを把握して、好みの方を手に入れられるようになりましょう。

 

 

ココアとショコラショー(ホットチョコレート)の原材料の違い

実は、ココアとショコラショーの原材料はそれぞれ「ココアパウダー」と「チョコレート」ですが、元をたどれば同じ「カカオ」です。

 

しかし、加工方法が異なるため、味わいや口当たりなどが違うものとなっています。

 

次章から、ココア・ショコラショーそれぞれの原材料について解説します。

ココアの原材料

ココアはご存じの方も多いかと思いますが、ココアパウダーから作られています。

 

ココアパウダーは、カカオを加工したカカオマスからココアバターを10%〜24%残して抽出し、残ったものを粉末状にしたものです。

ここでは「ココアはカカオマスからココアバターを抽出したもの」と覚えておきましょう。

ショコラショーの原材料

ココアの原材料にココアパウダーが使用される一方、ショコラショーの原材料には、チョコレートが使われます。

 

チョコレートは、カカオマスに砂糖や粉乳・ココアバターなどを加えて加工・成形したものです。

ココアバターを抽出したココアパウダーと異なり、チョコレートには油脂分であるココアバターを加えるため、ショコラショーはココアよりも濃厚な味わいを楽しめるのが特徴です。

 

一方でココアは、ショコラショーと比較すると油脂分が少ないため、口当たり軽く飲みやすいという特徴があります。

 

参考:カカオ豆の長い旅 ココアとチョコレートが出来るまで 作り方編 | よむココア | 森永製菓株式会社

ココアとショコラショー(ホットチョコレート)のレシピ・作り方の違い

ココアとショコラショーは、原材料が異なることから、レシピや作り方も異なります。

 

ココアはココアパウダーに牛乳を加えて混ぜていきますが、ショコラショーはチョコレートと牛乳を鍋に入れて煮溶かして作ります。

 

ここでは、ココアとショコラショーのレシピ・作り方の違いをそれぞれ解説します。

ココアのレシピ・作り方

ココアを作るのに使われる一般的な原材料は以下のとおりです。

 

  • ココアパウダー
  • 砂糖
  • 牛乳

 

また、ココアの一般的な作り方は以下のとおりです。

 

  1. ココアパウダーと砂糖を鍋またはマグカップに入れる
  2. ココアパウダーと砂糖に少量のお湯を加え、滑らかなペースト状になるまで混ぜる
  3. 温めた牛乳を少しずつ加えていき、すべて混ざれば完成

 

また、ココアパウダーに砂糖や粉乳をブレンドして販売されている「調整ココア(インスタントココア)」であれば、お湯や牛乳を加えるだけで作れるため、より手軽にココアを楽しめます。

 

◆調整ココアについて詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。

調整ココアとは?栄養・純ココアとの違い・代用可能かもご紹介 - オータクログ

ショコラショーのレシピ・作り方

ショコラショーを作るのに使われる一般的な原材料は以下のとおりです。

 

  • チョコレート
  • 砂糖
  • 牛乳

 

また、ホットチョコレートの一般的な作り方は以下のとおりです。

 

  1. チョコレートは溶けやすいよう刻んでおく
  2. 鍋に刻んだチョコレートと砂糖・牛乳を加えて火にかける
  3. 混ぜながらチョコレートを溶かし、沸騰直前になれば完成

 

使用するチョコレートによって甘さが大きく異なるため、それに合わせて砂糖の量を調整する必要があります。

ココアとショコラショー(ホットチョコレート)の栄養の違い

ココアとショコラショーは原材料が異なるため、栄養成分も異なります。

 

ここでは、それぞれの一般的なレシピで、日本食品標準成分表2020年版(八訂)をもとに栄養成分を算出し、比較していきます。

ココアの栄養

ココアの栄養成分は以下のとおりです。

※ミルクココア20g、牛乳150gを1杯分として計算

 

  • エネルギー:172kcal
  • 炭水化物:23.3g
  • たんぱく質:6.4g
  • ナトリウム:116mg
  • 脂質:7.1g
  • 食塩相当量:0.3g

ショコラショーの栄養

ショコラショーの栄養成分は以下のとおりです。

※チョコレート25g、牛乳150g、砂糖2.5gを1杯分として計算

 

  • エネルギー:239kcal
  • 炭水化物:23.7g
  • たんぱく質:6.7g
  • ナトリウム:78mg
  • 脂質:14.2g
  • 食塩相当量:0.2g

 

ココア・ショコラショーはレシピ・飲む量などによって栄養成分は異なりますが、ココアパウダーよりも油脂分が高いチョコレートを使ったショコラショーの方が脂質が高くなるため、カロリーが高くなる傾向があります。

ココアとショコラショー(ホットチョコレート)の味わいの違い

ココアとショコラショーは原材料が異なるため、味わいも変わってきます。

 

ここからは、ココアとショコラショーの味わいの違いについて解説します。

ココアの味わいの特徴

ココアは、カカオマスからココアバターを抽出したココアパウダーを使用して作るため、ショコラショーと比較すると口当たりが軽く、飲みやすいのが特徴です。

 

柔らかい味わいなため、日常的に飲むドリンクとしておすすめです。

ショコラショーの味わいの特徴

ショコラショーは、カカオマスココアバターを加えて作ったチョコレートを使用して作るため、ココアと比較するとより濃厚で、リッチな味わいがするのが特徴です。

 

濃厚な口当たりとより強いカカオ感を楽しめるため、濃い味わいを楽しみたいときにおすすめです。

ココア・ショコラショー(ホットチョコレート)を購入するときの注意点

ココア・ショコラショーは厳密には違う飲み物ですが、実際にはそれぞれが混在して販売されています。

 

特に、ココアパウダーを原材料としているにもかかわらずショコラショー・ホットチョコレートという名前で販売していることが多々あるため、注意が必要です。

 

そのため、ココア・ショコラショーを購入する場合は、原材料をしっかり確認し、自分が飲みたいものなのかどうかを確認することをおすすめします。

 

※美味しそうなショコラショーをいくつか貼っておきますね(いつか飲んでみたい…)。

 

 

まとめ

ココアとショコラショーは使われている原材料が異なることで、味わいはもちろん栄養・作り方まで変わってきます。

 

特に、味わいやカロリーが大きく異なるため、自分の好みや飲む目的に合わせたものを選ぶのが大切です。

もちろん、飲み比べしてみるのもアリ。

 

それぞれの特徴を把握して、カフェタイムをより楽しいものにしてくださいね。

 

なお、筆者が運営する「Encounter Coffee」では、自宅で本格ココアが楽しめる『本気のココアの素』を販売しています。

 

ココアパウダーをたっぷり使った濃厚ココアに仕上がっていますので、ぜひお試しください。

 

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