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私が学んできたことの備忘録

飲食を辞めてよかったと思うこと|10年働いて転職した筆者の本音もご紹介

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「飲食を辞めようかと考えているけど、辞めることで本当に自分が望む環境を手に入れられるのかな?」

「飲食を辞めてよかったという声はたびたび聞くけど、具体的にどういった理由なんだろう?」

 

筆者は10年以上飲食関係の仕事で働いた後、長時間労働に耐えられず異業種へ転職しましたが、時間の面以外でも辞めてよかったなと思うことがたくさんあります。

 

ただ同時に「辞めなきゃよかったかな…」と後悔したことも1つだけありました。

 

この記事では、飲食を辞めてよかったという方の口コミ・体験談と、飲食業界で10年働いて転職した筆者が考える飲食を辞めてよかったと思うことをご紹介します。

 

また、飲食を辞めて後悔したことについてもご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

 

この記事を書いた人
オータク
オータク

飲食業界で10年以上働いたものの、長時間労働に耐えられず退職。その後転職し同じ給料で労働時間が半分になった人。現在はフリーランスとして自宅で働いています。

 

 

飲食を辞めてよかったという方の口コミ・体験談

飲食から異業種に転職し「辞めてよかった」と感じる方は世の中にたくさんいます。

 

ここでは、飲食を辞めてよかったという方の口コミ・体験談をご紹介します。

昼から仕事して朝の4時頃まで仕事。辞めてよかった

私がアルバイトしてたときの店長がこんな感じでしたね…(一部上場企業でした)
あれは辛そうでした…

3年ぶりにネイルした…

確かに飲食で働いているとネイルはできないですよね。これはおしゃれしたい派の方には嬉しいポイントですね!

土日休みの仕事だと予定合わせやすいし、本当に休みって感じがする

土日休みは本当に最高ですよね!

飲食店を辞めたら体の不調が治りました

何をするにも体が資本!

年末ゆっくりできるの最高

私も飲食辞めた初年度の年末は同じこと思いました!年末テレビ見ながらごろごろするの最高!

転職してから給料がグンと上がった

これはめちゃくちゃ羨ましい口コミですね!

飲食を辞めてよかったと思うこと【10年働いて転職した筆者の本音】

SNSの口コミを確認したところで、次に10年飲食店で働いて異業種に転職した筆者の飲食を辞めてよかったことをご紹介します。

 

飲食を辞めてよかったと思うことは以下の6つです。

 

  • 労働時間が圧倒的に短くなった
  • 普通に休みが取れるようになった
  • 労働に見合った収入が得られるようになった
  • 視野がめちゃくちゃ広くなった
  • 精神的にすり減ることが少なくなった
  • 自分に自信が持てるようになった

労働時間が圧倒的に短くなった

飲食店で働いていたときは、基本的に12時間労働で、長いときには20時間労働していた時期もありました。

 

パティシエだったときのクリスマス時期は本当に辛かったですね…

 

しかし、転職した先では1日8時間労働だったため、労働時間が圧倒的に短くなりました。

 

労働時間が短くなったことで、以下のような変化がありました。

 

  • 家族との時間が増えた
  • 家事・育児に参加できるようになった
  • 1日8時間以上の睡眠時間を確保できるようになった
  • 体調を崩すことが少なくなった
  • 副業の時間が確保できた

 

全部、普通のことと言えば普通のことなのかもしれませんが、飲食で働いているときはその「普通の生活」ができていなかったため、思い切って辞めて本当によかったなと感じています。

普通に休みが取れるようになった

カフェの店長をやっていたときは、休みが取れるか否かがスタッフのシフトの状況や、新商品の発売日などに左右されていたため、ヒドいときは10連勤や15連勤もありました。

 

しかし、転職先では土日休みだったほか「好きなときに有給使ってね〜」という感じだったので、休みたいときに休める環境が整っていて驚いたことを覚えています。

 

土日休み・有給はいつでもOKだったことで、以下のような変化がありました。

 

  • 子どもの参観日・運動会に参加できるようになった
  • 家族で出かけやすくなった
  • 疲れを残しながら働くことがなくなった
  • 生活リズムが整いやすくなった
  • 有給を使って大型連休を作り、旅行に行けるようになった

 

週休2日、有給も普通に使える環境に転職できたことで、自分のやりたいことができ、充実した生活を送れるようになりました。

労働に見合った収入が得られるようになった

私が飲食で働いているときは、手取り月15万円〜18万円くらいで、労働時間は平均で1日12時間ほど、休みは週1日でした。

 

1ヶ月30日で月4日休みだった場合、手取り月15万円で時給換算すると、15万円÷312時間=約480円です。

 

正社員だったため福利厚生はしっかりしていましたが、時給換算で480円は泣けてきます…

 

飲食から他業種へ転職した際、手取りは18万円ほどとそこまで大きく変わりませんでしたが、労働時間は平均で1日8時間ほど、休みは週2日になりました。

 

1ヶ月30日で月8日休みだった場合こちらも時給換算すると、18万円÷176時間=約1022円と、飲食のときと比較すると約2倍以上に。

 

一般的にこれが労働に見合っているかと言えばどうなのかというところですが、当時の私にとっては「こんな世界もあるんだ…」くらいの衝撃でした。

視野がめちゃくちゃ広くなった

飲食で働いているときはとにかく労働時間が長く、働いて家に帰って寝て、また起きて働くみたいな生活をしていました。

 

そのため、飲食のことしかわかりませんでしたし、もっと言えばそのとき働いているお店のことしかわかりませんでした。

 

視野が狭く、客観的に自分の状況を把握できなかったため、働いているお店・会社での評価=自分の絶対的な評価と思い込み、仕事がうまくいかないときは本当に病んでしまう一歩手前でした。

 

ただ、一歩外に出てみると、飲食ではダメだった自分を認めてくれる人や会社がいてくれたり「自分って意外とこんなことできるんだ」といったことが見えてきたりするものです。

 

「そのお店や会社ではダメだったとしても、自分が活きる場所はほかにあるものなんだ」と思えたことは、飲食を辞めたからこそ得られた経験だなと思います。

精神的にすり減ることが少なくなった

飲食業は、精神的にすり減る機会が多い職業ではないかと思います。

 

飲食店の店長をしているときであれば、

 

  • お店の従業員・本部の上司との人間関係
  • お客様からクレームの対応
  • 売上予算へのプレッシャー
  • シフトが組めないときのスタッフへの依頼
  • 今後のキャリアの不安

 

など「しんどいな…」と思うことが多くありました。

 

しかし自分に合う職場に転職してからは、やるべきことはあるものの、精神的にすり減るようなことはほぼなかったため、気持ちの面でものすごく楽になりました。

 

また、家に帰ってから「シフトが組めないからまた長時間労働か…」「どうしたらあのスタッフとうまくやっていけるんだろう…」など、仕事のことを考えることがなくなったことも、精神的に擦り減らなくなった要因の1つです。

飲食を辞めてから唯一後悔したこととその対処法

飲食を辞めて良かったことはたくさんありましたが、1つだけ、辞めてから後悔したことがあります。

それは、自分に合う仕事の選び方を学んでから辞めるべきだったことです。

 

私は飲食の仕事に就職する際、本来就活のときにやるような「企業研究」や「自己分析」といったことを1つもしておらず「とにかく働けるところ」といった形で仕事を決めていたため、結果的に自分に合わず、辞めてしまいました。

 

その後5回転職しましたが、すべて自分に合わず辞めてしまいました…

 

ただ、5回転職してようやく「仕事の選び方が間違っていたんだ」と気づきます(遅い)。

そこでようやく自分が納得できる仕事を見つけ、続けられるようになりました。

 

もし、飲食の仕事を辞めようとお考えであれば、以下のポイントは抑えておいたほうがよいと思います。

 

  • 転職する目的を明確化する
  • 自分が持っているスキル・知識を把握する
  • 異業種にもアピールできる経験を棚卸しする
  • 飲食業の経験が活かせる業種を選択する

 

これらのポイントを事前にしっかり考え、転職活動に望むことで、失敗する可能性を大きく下げられますよ。

 

◆飲食からの転職に失敗しないコツについて詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください!

飲食業から転職したい!失敗しないコツ・おすすめ業種を解説 - オータクログ

まとめ

個人的には、思い切って飲食を辞めて本当に良かったと思っています。

 

お金の面もそうですが、特に時間の面や精神的な面ですごくメリットが大きいと感じています。

 

そのため、

 

  • 自分の時間・家族との時間を取りたい
  • 仕事だけで人生が終わるのは嫌
  • 自分の可能性を捨てたくない
  • 労働に見合った給料がほしい
  • もうすでに精神的にツラい状況まできている…

 

という方は、飲食を辞めることを検討する時期かもしれません。

 

時間は限られていますので、自分の人生を自分の思うように生きられるよう、早めに行動することをおすすめします。