オータクログ

私が学んできたことの備忘録

飲食業から転職したい!失敗しないコツ・おすすめ業種を解説

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「もう飲食業は辞めよう…」

 

約10年続けてきた飲食業を辞めようと決意した私は、とりあえず「未経験可」の仕事に応募し、晴れて転職に成功しました。

 

しかし、未経験というだけで選んだ仕事はまったく自分に合わず、結局1年半ほどで辞めてしまいます。

 

そのような経験を何度か繰り返し、最終的には自分に合う仕事を見つけられました。

 

今思えば自分に合う仕事を見つけるまでに何度も転職したのはめちゃくちゃ時間を無駄にしたな…と思います。

 

この記事では、飲食業からの転職をお考えの方に向けて、上記のような私の経験から得た、飲食業からの転職に失敗しないためのコツをご紹介します。

 

また、飲食業からの転職でおすすめの業種や、仕事選びのコツも解説しますので、ぜひ参考にしてください。

 

転職する前に自分と向き合うのがコツ!

 

この記事を書いた人
オータク
オータク

飲食業界で10年以上働いたものの、長時間労働に耐えられず退職。その後転職し同じ給料で労働時間が半分になった人。現在はフリーランスとして自宅で働いています。

 

 

飲食業からの転職に失敗しないために押さえておきたい4つのコツ

飲食業から他業種に転職する際「これなら自分でもできそう」「給料が今よりいいからココにしよう」といった理由だけで選んでしまうと、高い確率で失敗につながってしまいます。

 

転職に失敗すると私のように、何度も転職を繰り返すハメになり、貴重な時間を無駄にしてしまいます。

 

そこでここからは、私が自分に合うと感じる仕事に行き着くまでに学んだ、転職飲食業からの転職に失敗しないために押さえておきたい4つのコツをご紹介します。

転職する目的を明確化する

転職を考えるときには、必ず何か理由や目的があると思います。

 

飲食業界から転職する際のよくある理由・目的の例としては、

 

「朝から夜まで仕事で家に帰る時間すらないから、普通に8時間くらいで帰れる仕事がしたい」

「先輩の収入を聞いて愕然としたから、収入が上がりやすい業種につきたい」

「休みが取れなさすぎて体力的につらいから、土日は休みの仕事に転職したい」

 

などが挙げられるのではないでしょうか。

 

こういった目的を明確にせず「今の職場が不満だから」といった理由だけで転職してしまうと、新しい職場でも同じ不満が発生し、転職を繰り返してしまう可能性が高くなってしまいます。

 

事前に「自分はなぜ転職したいのか」「どんな不満を解決したいのか」をよく考え、転職で実現したいことを明確にしておきましょう。

 

転職の目的がいくつかある場合は、自分の中で優先順位をつけておくと仕事選びで迷いにくくなりますよ!

自分が持っているスキル・知識を把握する

転職は、自分が「やりたい」と思ったからといってできるわけではありません。相手に「この人が欲しい」「この人となら一緒に働いてみたい」と思ってもらう必要があります。

 

特に異業種転職の場合、飲食経験のない方が面接担当だと「この人は何ができるのかな?」ということが予測しづらく、入社後の姿が見えにくいため、仮に採用されてもスキルや知識のミスマッチが起こってしまう可能性があります。

 

ミスマッチが起こってしまうと働く側も企業側も辛くなるため、結局また転職するという事態が発生してしまうのです。

 

そのため、自分が今どんなスキル・知識を持っているのかを把握し、説明できるようになっておく必要があります。

 

飲食業で働いている方は、自分では気づきにくいかもしれませんが、仕事の中で以下のようなスキル・知識を得ていることが多いです。

 

  • コミュニケーションスキル
  • 仕事を効率よく回すスキル
  • 接客スキル
  • 調理・食材に関する知識
  • マネジメントスキル(店長・マネージャーなどの場合)

 

自分では当たり前と思っていても、客観的に見ると実は人よりできていることって意外とあるものですよ!

 

自分が飲食業でこれまでやってきたことを踏まえ「何はできるのか」「何を知っているのか」を把握し、採用担当者に明確に伝えられるようにしておきましょう。

異業種にもアピールできる経験を棚卸しする

転職活動はめちゃくちゃ簡略化すると、「自分ができること」と「企業が求めるもの」をマッチさせる活動です。なので、きちんと「自分が何ができるのか」を理解・説明し、企業にアピールすることが重要になります。

 

ただ異業種転職の場合、企業側は「この人は何ができるのか」がわかりにくいため、仮に採用されたとしても、どの部署に配属すれば1番力を発揮できるかがわからなくなってしまいます。

 

力を発揮できない部署に配属されてしまうと「本当はこんなことができるのに…」とストレスを抱えることになり、また転職してしまう可能性が上がってしまいます。

 

そのため、異業種にもアピールできる経験を棚卸ししておきましょう。

 

飲食業の方が異業種にアピールできる経験の例は、以下のようなものです。

 

  • 店舗の売上アップに貢献した経験
  • お店全体をマネジメントした経験
  • 売上や在庫を管理した経験

 

上記のような汎用性のあるスキルは飲食業界以外でも使えるので、企業側も「そういうことができるならこの部署で使えるかも」と想像しやすくなります。

 

経験をアピールする際は、それにともなって得られた成果もあわせて話すとより伝わりやすくなりますよ!

飲食業の経験が活かせる業種を選択する

この理由はめちゃくちゃシンプルで、これまでの経験が何も活かせない業種を選んでしまうと、全部一から覚えないといけないので、本当に大変です。

 

私は飲食業を辞めた後に「給料がいいから」という理由でコールセンター営業をする会社に転職したのですが、それまでの経験が何も活かせなかったですし、わからないことしかなかったので、めっちゃキツかったことを10年ほど経った今でも鮮明に覚えています。

 

結局耐えられずにすぐに辞めてしまいました…

 

このような経験から、飲食業から転職後するなら、飲食業の経験が活かせる場所で働くのがベストだと思っています。

 

自分が飲食業のキャリアから得たスキル・知識・経験などを把握した上で、それを活かして働ける業種を選択しましょう。

飲食業での経験が活かせる転職先のおすすめ

飲食業での経験がまったく活かせない職種を選択してしまうと、仕事をほぼゼロから覚えなければならないため、めちゃくちゃ大変です。

 

もちろん、それでも粘り強く仕事を覚えて続けていらっしゃる方もいるかとは思いますが、私は耐えられませんでした。

 

ここでは、昔の私のように「転職といってもまったくのゼロからは避けたい…」という方を対象に、飲食業での経験が活かせる転職先のおすすめをご紹介します。

食品業界

食品や食材の知識に自信がある方は、食品業界への転職をおすすめします。

 

「食品業界」なのでかなり仕事の幅は広いですが、例えば、以下のような仕事があります。

 

  • 食品関連企業のマーケティング
  • 食品メーカーの商品企画
  • 調理・製菓の専門学校の先生

 

上記のようなポジションに転職できれば、飲食業での経験を活かせる可能性が高くなるでしょう。

 

知識を活かせば挑戦してみたかった仕事にもチャレンジできるかもしれません!

販売・接客業

飲食業界で接客を主にしてきた方は、販売・接客業への転職がおすすめです。

 

商品については覚える必要がありますが、基本的な部分はこれまでやってきたことがそのまま活かせるため、仕事に慣れるスピードはかなり速いでしょう。

 

接客・接客業はかなり幅が広く、アパレルやホテル、病院、遊園地などさまざまな場所で働けるため「こんな場所で働いてみたかった!」を叶えられるのも魅力の1つです。

カスタマーサポート

飲食業で培ったコミュニケーション力を活かし、カスタマーサポート業務を始めるというのもアリです。

 

カスタマーサポートとは、顧客の問い合わせに対応する部門や部署のこと。

 

カタカナで何となく難しそうな仕事をしていそうですが、実際は飲食業の接客と同じです。

 

「このラーメンに髪の毛入ってたんだけど」と言われたら「すぐにお取替えいたします」といって対応しますよね。

 

こんな感じで、顧客から商品の使い方やクレームなどがあった際に、その課題を解決するのがカスタマーサポートの主なお仕事です。

 

最近ではテレワークに対応しているカスタマーサポートの求人もあるため、場所にとらわれない働き方を叶えたい方におすすめです。

 

私の知り合いに飲食からIT関業界のカスタマーサポートに転職して3年ほど働いている方がいますが、給料は上がったしテレワークで出勤がなくなったと喜んでいました!

飲食業界からの転職で仕事を選ぶ際のポイントは?

転職活動で仕事を選択する際、特に転職が初めての方は「どうやったら自分に合う仕事って見つかるのかな…」と思っている方も多いはずです。

 

そこでここからは、飲食業界からの転職で仕事を選ぶ際のポイントを3つご紹介します。

優先順位は柔軟に入れ替える

「今より給料を上げたい」「土日休みの仕事がいい」など、人それぞれ転職する目的があると思います。

 

いろいろな目的がある中で優先順位をつけて仕事を探すと思うのですが、私の経験では、自分にドンピシャな仕事はなかなか見つかりません。

 

そのため、ある程度最初に転職目的の優先順位はつけるものの、柔軟に入れ替える姿勢は持っておいた方がよいと思います。

 

「給料は少し思っていたより低いけど、休みが必ずあるならOKか」「労働時間は少し長いけど、給料がこれなら許容範囲かな」など、ある程度広めの視野を広げることで、希望に近い求人を見落とすことが少なくなりますよ。

三者の視点を入れる

転職活動をする際、自己分析は必須です。ただ、自己分析は非常に難しく、やっているつもりでも偏った視点になっており、うまく自分の強み・弱みなどが見えてこない場合があります。

 

特に、飲食業界でしか働いたことがない方にとっては、その業界の視点しか持っていないため、世間的に何が自分にとっての強みなのか、弱みなのかが見えにくくなってしまいます。

 

私もいろいろな本を読んだりしてやってみましたが、結局自分ではよくわからなかったんですよね…

 

そのため、客観的な視点を借りるという目的で、第三者に協力してもらうのがおすすめです。

 

もちろん、友人や職場の上司などの力を借りてもよいですが、ベストは転職市場のことをよく知っている方の力を借りること。

 

転職エージェントやハローワークを活用すれば、客観的な視点からアドバイスを受けられるため、より自分にあった転職先が見つけられる可能性が高まるでしょう。

1つの方法に固執しない

転職する方法には、求人情報誌やサイトを見る方法から、ハローワーク、転職エージェントなど、さまざま方法があります。

 

転職するにはどの方法を利用してもよいのですが、どれか1つに絞ってしまうと求人の幅が狭くなってしまうため、複数の方法を並行して利用することをおすすめします。

 

飲食業界で働く方は労働時間が長いケースが多く、あっちもこっちも登録したり確認したりするのは正直なところ手間に感じるかもしれませんが、そのひと手間を省いたことで求人の幅を狭めてしまのはもったいないです。

 

1つの方法に固執せずさまざまな媒体を活用することで、より自分の理想の条件に近い仕事を見つけられる可能性が上がるでしょう。

飲食業界からの転職におすすめの方法

飲食業界の方は、労働時間が長くて転職活動に割ける時間が少なかったり、給料が低くてお金をあまりかけられなかったりといった悩みがあるかと思います。

 

私も時間とお金の両方を抱えていたのでよくわかります…

 

そこでここからは、そんな飲食業界の方におすすめの転職方法を3つご紹介します。

転職エージェント

転職エージェントとは、転職したい方と採用したい企業の間に立ち、転職成功を支援するサービスのことです。企業から求める人物像などの求人情報を預かり、転職希望者のスキルや条件を照らし合わせ、マッチした場合に求人を紹介してくれます。

 

転職エージェントではまずキャリアアドバイザーと面談し、転職の目的や希望条件などをすり合わせ、希望に合う求人があれば、紹介してくれ、応募、面接につながる流れです。

 

つまり、始めの面談さえ終われば、後はキャリアアドバイザーが自分にあった仕事を紹介してくれるため、仕事を探す手間が大幅に省けます。そのため、長時間労働で忙しい飲食業界の方でも使いやすいサービスといえます。

 

また、利用料は無料。エージェントは転職がうまくいった場合に企業側から報酬をもらう仕組みなため、利用者は料金を支払う必要がありません。「給料が低いから余裕がない…」という方でも安心です。

 

このような特徴があるため、飲食業界からの転職には転職エージェントの利用がおすすめなのです。

 

企業との面接日の調整や応募書類の提出などを代行してくれたり、プロ視点での履歴書の添削、面接対策のサポートをしたりしてくれるため、初めての転職にピッタリです!

転職サイト

転職サイトは知っている方も多いかと思いますが、さまざまな求人情報が掲載されているサイトのことです。

 

有名なところだと「マイナビ転職」や「DODA」なんかがありますね。

 

転職サイトも転職エージェントと同じく無料で使えるほか、自宅や職場などどこからでも転職先探しができるのがメリット。飲食業で働いていて忙しい方や、お金に余裕がない方でも使いやすくなっています。

 

転職エージェントと比較すると自分で仕事を探さなければならなかったり、面接などのサポートが受けられなかったりといったデメリットもありますが、たくさんの求人の中から自分にあったものを探したい方、自分のペースで仕事探ししたい方にはピッタリでしょう。

まとめ

飲食業界から異業種への転職は難しいと言われたりすることはありますが、全然問題なくできます。

 

世の中に仕事はいくらでもありますし、人手不足の企業もたくさんあります。

 

実際、飲食しかやってこなかった私ができたのですから間違いありません!

 

しかし、転職の目的を明確にする、自分のスキルや経験を棚卸しするなど基本的なことをしっかりやっておかなければ、転職先が決まったとしてもまた新たな不満が発生し、再び転職することにもなりかねません。

 

自分が納得できる転職先を見つけ、より自分の理想の人生に近づけてくださいね。