「酸味のあるコーヒーが好きなんだけど、どの商品を選べばよいのかな?」
「酸味の強いコーヒーを選ぶときのポイントを教えて!」
コーヒーの味わいには、苦味や甘みなどがありますが「フルーティな酸味が好き!」という方も多いはずです。
そこで本記事では、酸味が特徴のコーヒーを豆・ドリップバッグ・インスタントに分けてそれぞれ3種類ずつご紹介します。
「酸味があって美味しいコーヒーを見つけたい」という方はぜひ参考にしてください。
酸味の強いコーヒーを選ぶ際のポイント
酸味の強いコーヒーを選ぶ際のポイントは以下のとおりです。
- 酸味に特徴がある産地から選ぶ
- 浅煎り・中煎りの焙煎度を選ぶ
- 好みのフレーバーから選ぶ
以下からそれぞれについて詳しく解説します。
酸味に特徴がある産地から選ぶ
コーヒー豆は、産地によって、味わいの傾向が異なります。
酸味に特徴があるコーヒー豆の産地の例は以下のとおりです。
特に、アフリカのコーヒー豆は酸味が強い傾向があるため、酸味好きの方は積極的に試してみてください。
浅煎り・中煎りの焙煎度を選ぶ
コーヒー豆は、焙煎度によっても味わいの傾向が変わってきます。
コーヒー豆の焙煎度は、一般的に以下のように分けられます。
- 浅煎り
- 中煎り
- 中深入り
- 深煎り
基本的に、浅煎りに近づくほど酸味が強くなり、深煎りに近づくほど苦味が強くなる傾向があります。
そのため、酸味好きの方は、浅煎りもしくは中煎りのコーヒー豆を選ぶとよいでしょう。
好みのフレーバーから選ぶ
一口に「酸味」と呼ばれますが、実はコーヒーにはさまざまな味わいの酸味があります。
上記の画像は、コーヒーの風味の種類を可視化した「フレーバーホイール」と呼ばれるものです。
フレーバーホイールによると、コーヒーの味わいの中にも「レモン」「オレンジ」「パイナップル」など、さまざまな酸味があることがわかります。
コーヒー店の中には、このようにフルーツに例えてコーヒーの味わいを伝えているケースもあるため、ご自身の好みに合ったものを選ぶとよいでしょう。
酸味のあるコーヒー豆のおすすめ3選
ここからは、酸味をしっかり感じられるコーヒー豆のおすすめを3つご紹介します。
かなり厳選した3品ですので、気になるものがあれば試してみてください。
珈琲きゃろっと お試しセット
珈琲きゃろっとは、北海道にあるコーヒーの自家焙煎店です。
こちらのお試しセットはパナマ、コスタリカ、インドネシアの3種類が届くのですが、この内パナマ、コスタリカはコーヒー本来のフルーティな酸味がしっかり感じられるのが特徴です。
インドネシアに関しては深煎りということもあり酸味は控えめですが、苦味とコクを楽しめる、ほかとは違った味わいを楽しめます。
また、焙煎したての鮮度の高い豆を送ってくれるため酸化しておらず、コーヒー豆そのものの味わいや香りを楽しめるのも魅力。鮮度を大事にしているお店なので、スーパーやデパートへの卸売りは行っていません。
初回限定で600g(200g×3袋)が2,138円とお得に買えるのも嬉しいですね。
BLUE BOTTLE COFFEE ベラ・ドノヴァン
BLUE BOTTLE COFFEEは、サードウェーブコーヒーの台頭とともに日本に広まった、アメリカ発祥のコーヒー店です。
こちらの「ベラ・ドノヴァン」は、ガツンとした酸味ではありませんが、ラズベリー系の上品な酸味を楽しめるのが特徴。
そのため、酸味系のコーヒー豆の中でも比較的飲みやすい味わいに仕上がっています。
ブルーボトルコーヒーファンはもちろん、まだ行ったことも飲んだこともないという方もぜひ試してみてください。
コーヒーソルジャー ケニア カリアイニ
コーヒーソルジャーは、鹿児島にお店を構えるスペシャルティコーヒーのお店です。
こちらの「ケニア カリアイニ」は、オレンジ・りんご・クランベリーなど、さまざまな酸味が複雑に感じられる、なかなかほかでは味わえない風味のコーヒー豆。
時間の経過による味わい・香りの変化も大きく、温度が下がってくると甘さや香りが際立ってくる印象です。
酸味のあるドリップバッグコーヒーのおすすめ3選
ここからは、酸味のあるドリップバッグコーヒーのおすすめ商品を3つご紹介します。
個人的に美味しいと感じたものばかりをピックアップしましたので、ぜひ参考にしてください。
辻本珈琲 グルメドリップコーヒー キリマンジャロ タンザニアAA
大阪にお店を構える「辻本珈琲」が販売するこちらの商品は、キレのある酸味が特徴的なキリマンジャロ産のタンザニアAAを10gとたっぷり使ったドリップコーヒーバッグです。
コーヒー豆がたっぷり入っているため、ドリップバッグであるにもかかわらず濃厚な味わいを楽しめる点がメリットです。
また、工場直売なため、コーヒーの風味や香りがしっかり残っているのも嬉しいポイント。
「ドリップバッグでも本格的なコーヒーを楽しみたい」とお考えの方は、ぜひ試してみてください。
やぶ珈琲 ドリップコーヒーセット(酸味系)
「やぶ珈琲」のドリップコーヒーセットは「マイルド系」「酸味系」「苦味系」「コク系」の4種類の中から好みの味わいを選べるセット商品です。
その中でも「酸味系セット」は、エチオピア2種類・タンザニア1種類の計3種類が入っています。それぞれ酸味はもちろん、深いコクや華やかな香りを楽しめる、コーヒーバッグとは思えないクオリティです。
また、焙煎当日に密封・焙煎前後にハンドピックを実施など、細かいこだわりが感じられる点もGOOD。
新鮮なコーヒーだからこそ楽しめる袋を開けたときの香りはかなり癒やされますので、ぜひお試しください。
加藤珈琲店 グァテマラ珈琲100%ドリップバッグコーヒー
フルーティな味わいが特徴的なグアテマラ産のコーヒー豆を100%使用した「加藤珈琲店」のドリップバッグコーヒーです。
こちらは味がよいのはもちろん、1杯30円〜40円程度とコスパが高いのが大きな特徴。
仕事などで日常的にコーヒーを飲む方にとっては、このコスパは大きな魅力となるはずです。
味と価格のバランスがよいことから、リピーターも多い人気商品となっています。
酸味のあるインスタントコーヒーのおすすめ3選
ここからは、酸味のあるインスタントコーヒーのおすすめを3つご紹介します。
美味しい酸味が感じられるものばかりをピックアップしましたので、参考にしてください。
INIC coffee ビーンズアロマ エチオピア
「INIC coffee」のビーンズアロマ エチオピアは、まるでレモンのようなシトラス系の酸味を楽しめるインスタントコーヒーです。
INIC coffeeのインスタントコーヒーは独自の製法により、ドリップコーヒーのような香り・味が楽しめるのが1番の特徴。
ほかのインスタントコーヒーと比較して少し値段は張ってしまいますが、その分しっかり美味しいなという印象です。
自分用としてはもちろん、おしゃれなのでプレゼントにもおすすめの商品です。
オーガニックマウンテン 有機インスタントコーヒー
「オーガニックマウンテン」から販売されているこちらの商品は、コロンビア産の有機栽培豆を使用した、わりとしっかり目の酸味を楽しめるインスタントコーヒーです。
コロンビア産の豆ということもあり、酸味だけでなくマイルド感があるのも印象的。全体的に柔らかい口当たりなので、飲みやすくなっています。
また、有機JAS認証を取得しているため、農薬や科学肥料などが気になる方も安心して楽しめるでしょう。
キャピタル シングルオリジン モカ
「キャピタル」が販売するこちらのインスタントコーヒーは、エチオピア産のコーヒー豆を使用して作られた、いわゆるモカ感を存分に味わえる商品。
酸味はもちろん、ほんのり甘さも感じられるため、モカらしい上品な味わいを楽しめます。
こちらもちょっとお値段は高めですが「これが1番好き」というファンも多い、人気のインスタントコーヒーです。
「インスタントで手軽にコーヒーを飲みたいけど、味は美味しいものがいいな…」という方におすすめです。
酸味のあるコーヒーに関するよくある質問
最後に、酸味のあるコーヒーについてのよくある質問に答えていきます。
酸味の強いコーヒーをこれから飲むという方は、ぜひ参考にしてください。
酸味のあるコーヒーのおすすめの飲み方は?
酸味に特徴があるコーヒーは、個人的にはブラックで飲むのが1番おすすめ。
なぜなら、コーヒーのフルーティな酸味をダイレクトに感じられるためです。
結局は好みになってしまうのですが、せっかく酸味が特徴のコーヒーを購入したのであれば、その味わいを楽しみたいなと個人としては思います。
酸味の強いコーヒーとミルクは合いますか?
こちらも個人的な意見ですが、酸味の強いコーヒーとミルクはそこまで合わないかなと感じます。
苦味が強いコーヒーの場合は苦味がまろやかになって美味しく感じますが、酸味系のコーヒーだと、ミルクの濃厚さに負けてしまいます。
酸味系のコーヒーは、やはりそのままブラックで飲むのがおすすめです。
酸味の強いコーヒー豆はアイスコーヒーにしても美味しいですか?
酸味の強いコーヒー豆は、アイスコーヒーにしても美味しいです。
深煎りのコーヒー豆を使ったアイスコーヒーとはまた違った、清涼感のある爽やかな味わいを楽しめます。
もしまだ飲んだことがなければ、ぜひ試してみてください。「こっちの方が好き!」となる方もいるはずです。
まとめ
酸味のあるコーヒーを選ぶ際は、産地・焙煎度・フレーバーに注目して選んでみましょう。
そうすることで、自分の好みに近い酸味があるコーヒーを手に入れられるはずです。
好みのコーヒー豆を購入し、コーヒーライフをよりよいものにしてくださいね。