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シナモンローストコーヒー豆のおすすめ4選|淹れ方のコツも解説

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「シナモンローストのコーヒーを飲んでみたいけど、どれがいいかわからない…」

「シナモンローストのコーヒーを上手に淹れるコツを教えて!」

 

苦味が少なく、すっきりとした酸味を楽しめるシナモンロースト。

 

ただ、シナモンローストはうまく焙煎しないとコーヒー生豆の青臭さが残ってしまうため、商品選びが難しい焙煎度合いです。

 

そこで本記事では、シナモンローストのコーヒー豆のおすすめを4つご紹介します。

 

また、シナモンローストの基礎知識や美味しく淹れるコツについても解説しますので、ぜひ参考にしてください。

 

この記事を書いた人
オータク
オータク

コーヒー歴10年、移動販売カフェ運営歴5年のコーヒー好き。最近はインドネシア・ブラジルのコーヒーが好み。

 

 

シナモンローストとは?基礎知識を解説!

シナモンローストとは、名前のとおりコーヒー豆をシナモン色程度に浅く煎った焙煎度のことを指します。

 

コーヒー豆の焙煎度は一般的に8つに分類され、シナモンローストはその中で2番目に浅い焙煎度合いです。

 

ここからは、シナモンローストとほかの焙煎度の関係と、どのような味わいなのかについて解説します。

シナモンローストとほかの焙煎度との関係

先ほどお伝えしたとおり、コーヒー豆の焙煎度は一般的に8つに分けられています。

 

焙煎の浅い順番に並べると、以下のようになります。

 

  • ライトロースト
  • シナモンロースト
  • ミディアムロースト
  • ハイロースト
  • シティロースト
  • フルシティロースト
  • フレンチロースト
  • イタリアンロースト

 

コーヒー豆の焙煎度はざっくり「浅煎り」「中煎り」「深煎り」に分けられることもありますが、シナモンローストは「浅煎り」に分類されることがほとんどです。

シナモンローストの味わいの特徴

シナモンローストは、一般的なコーヒーらしい苦味は少なく、酸味・甘みが強いのが特徴です。

 

高品質な生豆で、適切な焙煎が行われていれば、フルーティーな酸味・コーヒー本来の甘さを楽しめます。

 

ただし、低品質な生豆で、うまく火が通っていないなど焙煎が失敗していれば、青臭さや渋みを強く感じやすい焙煎度でもあります。

 

そのため、商品選びは慎重に行う必要があるでしょう。

シナモンローストのコーヒー豆おすすめ4選

ここからは、シナモンローストのコーヒー豆のおすすめを4つご紹介します。

 

評判の高いものばかりをご紹介していますので「美味しいシナモンローストコーヒーを飲みたい」とお考えの方はぜひ参考にしてください。

タンザニアキリマンジャロ

タンザニアキリマンジャロは、シナモンローストと相性のよいコーヒー豆です。

 

シナモンローストに焙煎することで、酸味がはっきりと引き立ち、爽やかな味わいを楽しめます。

 

また、キリマンジャロ特有の甘みが感じられるのも特徴です。

 

深煎りのキリマンジャロももちろん美味しいですが、浅煎りのキリマンジャロもぜひ試してみてほしいと思います。

 

エチオピアゲイシ

ゲイシャというとパナマ産の超高級コーヒーが有名ですが、実は原産地はエチオピア

 

もともとエチオピアの「ゲシャ村」で生産されていたものが、やがてゲイシャ種として知られるようになりました。

 

そんなゲイシャもシナモンローストと相性がよく、ほかのコーヒー豆よりも一段階突き抜けたフルーティーさを楽しめます。

 

初めて飲む方は、今までのコーヒーとの違いに驚くでしょう。

 

インド|モンスーン

シナモンローストは一般的にアフリカの豆と相性がよいとされますが、こちらは珍しいアジアのインド産のコーヒー豆です。

 

アフリカ産よりも酸味は控えめですが、スッキリした味わいと、後からくる旨味・甘味が特徴的。

 

「インド産って何やねん」とお思いの方は、騙されたと思って一度飲んでみてください。きっと驚くはずです。

 

ブレンドという選択肢もアリ

シナモンローストのコーヒー豆の中には、複数の銘柄をブレンドしたものもあります。

 

ブレンドさせることでシングルではできない、特徴的な味わいを作れるのです。

 

商品によって甘さを重視したもの、酸味を重視したものなどさまざまな味わいがあるため、好みに近そうなものを試してみてください。

 

シナモンローストのコーヒー豆で美味しいコーヒーを淹れるコツ

コーヒーのドリップは、コーヒー豆の焙煎度に合わせたものにすることで、より美味しく淹れられます。

 

本章では、シナモンローストのコーヒー豆で美味しいコーヒーを淹れるコツをご紹介します。

コーヒー豆の挽き目は細かめ

コーヒー豆は、焙煎が浅いほど成分が溶け出しにくく、深いほど溶け出しやすくなります。

 

そこで、浅煎りであるシナモンローストはコーヒー豆の成分が溶け出しやすくなるよう、細かめに挽くのがおすすめです。

 

粗く挽くと、トゲトゲしい酸っぱさを感じたり、青臭さを感じたりしてしまいます。

 

一度ドリップしてみて、上記のような味わい・香りを感じるようであれば、より細かく挽くようにしましょう。

お湯の温度は90℃〜95℃

先ほどお伝えしたとおり、コーヒー豆は焙煎が浅いほど成分が溶け出しにくく、深いほど溶け出しやすくなります。

 

そのため、お湯の温度を90℃〜95℃と高温にして、しっかりと成分を抽出してあげましょう。

 

温度計がない場合は、給湯器やヤカンでお湯を沸かし、コーヒーケトルなどに移すとだいたいそのくらいの温度になっています。

 

◆コーヒーのドリップには温度調節機能付きの電気ケトルがおすすめです。

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短時間で抽出する

シナモンローストのコーヒーは軽やかさを楽しむイメージなので、短時間でササッと抽出するのがおすすめです。

 

「コーヒー豆の成分をしっかり抽出するなら長めの方がいいのでは?」と感じる方もいるかもしれませんが、シナモンローストで抽出時間を長くすると、雑味が出やすいように感じます。

 

具体的には、2分〜2分30秒くらいが個人的にはよいかなと思います。

 

ドリッパー内の粉を混ぜる感じで、結構ドバドバ〜っとっ注ぐと雑味のない、クリーンなコーヒーになることが多いです。

シナモンローストに関するよくある質問

最後に、シナモンローストに関するよくある質問にお答えします。

シナモンローストのおすすめの飲み方は?

シナモンローストのコーヒーを飲むのであれば、断然ブラックがおすすめ。

 

なぜなら、中煎りや深煎りなどにはない、シナモンロースト特有の酸味・甘みなどが楽しめるためです。

 

もちろん、ミルクや砂糖を入れて飲むことを否定はしませんが、個人的にはシナモンローストの魅力は半減してしまうかなと思います。

シナモンローストの焙煎終了タイミングは1ハゼ?2ハゼ?

コーヒーの焙煎にルールはないため、シナモンローストの焙煎終了タイミングはお店によって異なります。

 

ですが、一般的には1ハゼのピークあたりを終了のタイミングとしているケースが多いようです。

 

また、お店や企業によっては、客観性を持たせるために見た目の色(L値)で焙煎終了のタイミングを決めている場合もあります。

まとめ

シナモンローストは苦味が非常に少なく、コーヒーがもつ酸味や甘みを楽しめる焙煎度です。

 

しかし、生豆の品質や焙煎技術が露骨に出るため、商品選びを間違えると「酸っぱすぎ…」「青臭い…」といったものに当たってしまう可能性があります。

 

また、淹れ方もポイントを押さえていなければ、同じように飲めないものができてしまう可能性がある焙煎度です。

 

慎重に商品を選び、美味しいシナモンローストコーヒーを手に入れて、よりよいコーヒーライフを過ごしてくださいね。

 

徳島県のマルシェで「EncounterCoffee」という名前で自家焙煎コーヒーを販売しています。

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