「コーヒーは好きだけど苦すぎるのは苦手…」
「苦味が少ないコーヒーのおすすめを知りたい!」
「コーヒーの香りや味は好きだけど、苦味だけはどうしても苦手…」という方もいるはずです。
「コーヒーは苦味を楽しむもの」といった雰囲気もあるため、好みのものを探すのに苦労されている方も多いのではないでしょうか?
この記事では、苦味が少ないコーヒーのおすすめを、豆・インスタントに分けてご紹介。
また、コーヒーの苦味が苦手な方のために、苦味が少ないコーヒーの選び方、苦味を抑える抽出方法も合わせて解説します。
「苦味はイヤだけど私だって美味しいコーヒーを楽しみたい」という方はぜひご覧ください。
苦味が少ないコーヒー豆のおすすめ5選
まずは、苦味の少ないコーヒー豆を5つご紹介します。
苦味が控えめで美味しいコーヒー豆を厳選しましたので、ぜひ参考にしてください。
EncounterCofee マイルドなブラジル
当ブログの運営者であるオータクのコーヒー店「EncounterCoffee」で販売している『マイルドなブラジル』は、高品質なブラジル産コーヒー豆を深煎りまで焼きつつも、苦みが前に出過ぎないように焼き上げたコーヒー豆です。
マイルドな飲み口で飲みやすいのが特徴。雑味が少なくクリアな味わいで、冷めてもクリーンカップで最後の一口まで美味しくいただけます。
ご注文をいただいてから焙煎する「注文後焙煎」で、香り高い新鮮なコーヒー豆をお届けいたします。
「苦みは少なくても酸味が強いのは苦手」「ホッと一息つけるような味わいのコーヒーが飲みたい」という方は、ぜひお試しください!
◆EncounterCoffeeの「マイルドなブラジル」はこちらから
珈琲きゃろっと お試しセット
珈琲きゃろっとは、北海道にあるコーヒーの自家焙煎店です。
こちらのお試しセットはパナマ、コスタリカ、インドネシアの3種類が届くのですが、どれもすごく甘みが感じられるのが特徴。
インドネシアに関しては深煎りですが、苦味はあるものの甘み・コクが勝っているので、苦味が苦手な人にもおすすめできます。
また、焙煎したての鮮度の高い豆を送ってくれるため酸化しておらず、コーヒー豆そのものの味わいや香りを楽しめるのも魅力。
鮮度を大事にしているお店なので、スーパーやデパートへの卸売りは行っていません。
初回限定で600g(200g×3袋)が2,138円とお得に買えるのも嬉しいですね。
銀河コーヒー モカ イルガチェフ ナチュラル (エチオピア)
銀河コーヒーは、千葉県にある焙煎したてのコーヒー豆専門店です。
エチオピアの人気銘柄である「モカ イルガチェフ」を使用した、苦味が控えめで上質な酸味とやわらかな甘みが感じられるコーヒー豆です。
焙煎したての新鮮な豆だからこそ味わえる、モカ イルガチェフのフルーツフレーバーをぜひお試しください。
土居珈琲 甘いブレンド 《シティロースト》
土居珈琲は、創業から40年以上経つ老舗のコーヒー専門店です。
こちらの『甘いブレンド』は、ブラジルをベースにコロンビア、メキシコをブレンドした、飲みやすく飽きの来ないコーヒーです。
土居珈琲のコーヒーは、どれも甘みと香りが強いのが特徴。苦味も酸味も抑えられておりアッサリしているため、苦いコーヒーが苦手な方でも安心して飲めますよ。
コーヒーばかの店 キリマンジャロ
コーヒーばかの店は、豆の種類に合わせて焙煎機を使い分けるなど、焙煎に強いこだわりを持っているコーヒー専門店です。
こちらのキリマンジャロは浅煎りですがしっかりと時間をかけて焼き上げられているため、イヤな酸味がないのが特徴。
酸味がありながらも甘みを感じる、上質なコーヒー豆となっています。
苦味が少ないインスタントコーヒーのおすすめ5選
ここからは、苦味が少ないインスタントコーヒーのおすすめを5つご紹介します。
特徴的なものばかりを集めましたので、ぜひご覧ください。
INIC coffee スムースアロマ
通常のインスタントコーヒーと違い、ドリップしたコーヒーエキスを粉状にした商品を展開しているINIC coffee。
スムースアロマは、そんなINIC coffeeの1番人気の商品です。酸味とコクのバランスがよく、苦すぎないため、毎日飲んでも飲み飽きない味わいが特徴。
また、パッケージがおしゃれなため、プレゼントに使われることも多いようです。
まるでドリップコーヒーのような味わい、香りをぜひお楽しみください。
澤井珈琲 ロイヤルクラシック
澤井珈琲は、鳥取県、東京都に10店舗を構え、コーヒーや紅茶などを販売しているお店です。
こちらのロイヤルクラシックは、口当たりが柔らかく上品で、優しい甘さを感じます。苦味がかなり抑えられていることから、実店舗で女性から1、2を争うほど人気だとか。
インスタントコーヒーでも上品な味わいを楽しみたいという方は、ぜひお試しください。
emmy organics オーガニック インスタントコーヒー(カフェインレス ・デカフェ)
チョコレートやはちみつなど、多数のオーガニック商品を販売するemmy organics 。
こちらのインスタントコーヒーはオーガニックかつ、カフェインレスでもあります。
オーガニックカフェインレスは正直あまり美味しいものがありませんが、こちらは少し酸味が強いものの、しっかり美味しいコーヒーです。
オーガニック、カフェインレスを探している方は一度試してみる価値アリです。
キャピタル シングルオリジン モカ
キャピタルは、創業77周年を迎えた老舗のコーヒー会社で、百貨店でのカフェ、豆販売を主軸にしています。
インスタントコーヒーとしては少しお高い商品ですが、その分まろやかで甘く、味がいいのが特徴です。
インスタントの中で1番好きという口コミが多いのも納得できます。
美味いインスタントコーヒーを飲んでみたいという方は、ぜひ試してみてください。
ウェスティンカフェ マイルドブレンド
とにかくスッキリとして飲みやすいのが、ウェスティンカフェのマイルドブレンド。
酸味も苦味も控えめで口当たりが非常に軽く、飲みやすいのが特徴です。また、200gとたっぷり入っているのに価格が安いため、コスパの高さにも定評があります。
1日に何杯も飲むという方には、コスパの高いこちらのインスタントコーヒーがおすすめです。
苦味が少ないコーヒーの選び方
コーヒー始めたばかりのときは、数ある商品の中から苦味の少ないコーヒーをどのようにして選べばいいかわからないですよね。
そこでここからは、苦味が少ないコーヒーの選び方をご紹介します。
選び方がわかれば、次からは自分の力でコーヒー選びができますよ。
浅煎り〜中煎り程度の焙煎度のコーヒーを選ぶ
焙煎度はコーヒーの味を決める非常に重要な要素です。焙煎度で味の方向性がほとんど決まるといっても過言ではありません。
焙煎度には、大きく分けて「浅煎り」「中煎り」「深煎り」の3つがあります。
- 浅煎り:焙煎にかかる時間が短く、豆の色はうっすらとした小麦色〜茶色。苦味は少なく酸味が強い味わい。ライトロースト、シナモンローストと呼ばれることも。
- 中煎り:浅煎りよりも焙煎時間が少し長く、豆の色は少し深い茶色。苦味と酸味のバランスが取れた状態。ミディアムロースト、ハイロースト、シティローストと呼ばれることも。
- 深煎り:焙煎時間が1番長いのがこの深煎り。豆の色は濃い茶色〜黒色。酸味が隠れ、苦味が強調される。フルシティロースト、フレンチロースト、イタリアンローストとも呼ばれる。
苦味が少ないコーヒーを選びたいのであれば、浅煎り〜中煎り程度の焙煎度を選ぶのがおすすめです。
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苦味の少ない産地のコーヒーを選ぶ
焙煎度とともにコーヒーの味わいを決める重要な要素なのが、コーヒー豆の産地です。産地の違いが、味わい・香りの違いにかかわってきます。
ただ、注意しないといけないのは、酸味や甘みに特徴がある産地のコーヒーであっても、焙煎で深煎りにするとどうしても苦味が強調される点です。
焙煎はそれほどコーヒーの味を決める重要なポイントなので、先述したとおり焙煎度はしっかり確認しましょう。
それではここからは、苦味よりも酸味や甘みに特徴があるコーヒー産地の一例をご紹介します。
エチオピア
エチオピア産のコーヒーは、フルーティな酸味と甘みが特徴です。とはいえ飲みづらい酸味ではなく、まろやかで飲みやすくなっています。
個人的にはエチオピアの中でも、イルガチェフがおすすめ。あまりにフルーティな香りに最初は驚きますが、慣れてくるとクセになる不思議なコーヒーです。
イエメン
エチオピアのコーヒーと同様、フルーティな酸味と甘みが特徴のイエメン産のコーヒー。しかし、イエメン産はコーヒーというよりもよりワインに近い印象です。
果実感の中にスパイシー感があるというんでしょうか…。とにかく独特なので、ぜひ一度は試してほしい産地です。
タンザニア
タンザニア産のコーヒーは、アフリカ産らしい柑橘系の強い酸味と程よいコクが特徴的です。タンザニア産の中でも、キリマンジャロは有名なので知っている方も多いのではないでしょうか。
酸味は強めですが苦味や雑味は控えめなため、飲みやすいのも魅力の1つです。
ハワイ
ハワイ産のコーヒーは苦味が少なく、まろやかさと果実味を感じるフルーティさが特徴です。ハワイ産のコーヒーの中でもコナ地区で栽培されるハワイコナは高品質とされ、世界的にも人気を集めています。
苦味が少ないにもかかわらずコクがあるため、飲みごたえがあるのも特徴といえるでしょう。
グアテマラ
グアテマラ産のコーヒーは、花のような香りと深いコクが特徴です。酸味がフルーツのように爽やかで、一口飲むと酸味とコクがバランスよく感じられる上品な味わいとなっています。
上質なのに価格が手頃なものが多いことから、多くのコーヒー店で販売されており、人気を集めています。
コスタリカ
コスタリカ産コーヒーは苦味が控えめで、豊かな酸味と芳醇な甘みが特徴です。フルーティで優しい甘さがあるため、スッと飲みやすいのが魅力です。
あまりコーヒー店で販売されているのは見かけませんが、個人的には好きな銘柄の1つです。
コーヒーの苦味を抑える抽出方法
コーヒーは抽出方法を少し変えると、大きく味わいが変わります。苦味が苦手な方は、苦味を抑える方法を知っておいて損はないでしょう。
そこでここからは、コーヒーの苦味を抑える抽出方法を解説します。
これを実践すれば、飲みにくかったコーヒー豆も飲みやすく抽出できますよ。
お湯の温度を下げる
コーヒーの抽出のときに使うお湯の温度、ボコボコに沸騰したものをそのまま使っていませんか?
コーヒーの抽出は、お湯の温度が高いとコーヒーの苦味が強くなり、低いと苦味が抑えられます。
そのため、自分で淹れるコーヒーが苦いと感じるなら、いつもより5℃〜10℃程度、お湯の温度を落とすのがおすすめです。ちなみに、私の好みは82℃〜85℃くらいです。
とはいえ「温度をいちいち計測するのが面倒…」という方も多いと思います。そんな方は、温度計測機能の付いた電気ポットを使えばワンタッチで温度調節が可能です。
さまざまな電気ポットが販売されていますが、私が長年使い続けている山善の電気ケトルはリーズナブルで高機能なのでおすすめですよ。
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コーヒー豆を荒く挽く
コーヒー豆は、細かく挽けば挽くほど成分がしっかり出るため、苦味が強くなります。
そのため苦味を抑えたいなら、いつもよりも少し荒目に挽いてみることも試してみてください。
かなり苦く感じているなら一気に荒く、少し苦く感じているなら1〜2目盛り程度荒くしてみましょう。
試しているうちに、ちょうどいい目盛りが見つかるはずです。
ドリップの時間を短くする
ドリップの時間が長ければ長いほど、苦味はもちろん、雑味や渋みも出やすくなるといわれています。
そのため、ドリップをいつもより短時間で終わらせることで、苦味を抑えられるのです。
ドリップの時間を短くする方法としては、お湯をいつもより勢いよく注ぐほか、穴の大きいドリッパーを使うという方法もあります。
いつもよりも10秒〜30秒短くドリップすれば、だいぶ苦味は抑えられるはずです。
なので、少し手間ですがスマホやキッチンタイマーなどでドリップの時間を測るようにしましょう。
最近では下記のようなタイマー機能の付いたスケールも販売されているため、気になる方はチェックしてみてください。
微粉を取り除く
コーヒー豆をミルで挽くと、どうしても粒子の細かい「微粉」が混ざってしまいます。
コーヒー豆は粒度が細ければ細かいほど苦味の成分が強く出るため、微粉の入ったコーヒー豆は苦味が強くなってしまうのです。
そのため、苦味を抑えるために、微粉を取り除くのも効果的。
微粉を取り除くことで雑味や渋みも除去できるので、コーヒーがクリアな味わいに感じられますよ。
まとめ
コーヒーの苦味が苦手という方は、焙煎度・産地に注目して選んでみましょう。
中でも特に焙煎度が重要ポイント。酸味や甘みに特徴がある産地のコーヒー豆でも、深い焙煎をした場合は苦味が強く感じられるため、ほとんどの場合、産地特有の特徴が消えてしまいます。
また、苦味が少ないものの中でも酸味が強いもの・弱いもの、甘いが強いもの・弱いものもあるため、商品ページや口コミなどをチェックし、好みに合わせて選びましょう。
自分好みの苦味の少ないコーヒー豆を手に入れて、素敵なコーヒータイムを過ごしてくださいね。
徳島県のマルシェで「EncounterCoffee」という名前で自家焙煎コーヒーを販売しています。
コーヒーのことや副業のことなど、「話を聞いてみたい!」ということがあれば、私の分かる範囲でお答えしますので遊びに来てもらえたら嬉しいです!
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