「マンデリンコーヒーを飲んでみたいけど、好みに合わなかったらイヤだな…」
日本で昔から根強い人気を誇るマンデリンですが、一方で個性的な味わいも持っているため、苦手という人もいます。
そこでこの記事では、日常的にマンデリンを自分で焙煎しては飲んでいるマンデリンマニアの筆者が、マンデリンの味の傾向から好きだと思う人・苦手だと思う人の特徴をご紹介します。
「マンデリンを一度飲んでみたいけど自分に合うのかな?」とお考えの方は、ぜひご一読ください!
マンデリンコーヒーの味の特徴
マンデリンコーヒーの味の主な特徴は、以下の通りです。
・濃厚な苦みとコク
・控えめな酸味
・スパイス・ハーブの香味
マンデリンコーヒーは深煎りにしてもコーヒー本来の風味が失われにくいことから、深煎りにされて販売されることが多くなっています。
そのため、苦みやコクが強く、酸味が控えめなことが一般的な特徴となっています。
また、マンデリンのもうひとつの大きな特徴が香味です。
まるでスパイスやハーブのような香味を感じられるのは、マンデリン特有のものといえるでしょう。
マンデリンが好きだと思うのはこんな人
上記のような特徴から、マンデリンが好きだと思う人の特徴は以下の通りです。
- 食後にコーヒーを飲む人
- 甘いケーキ・濃厚な焼き菓子と一緒にコーヒーを飲む人
- ミルクで割ってカフェオレにする人
- タバコを吸う人
以下からそれぞれについて解説します。
食後にコーヒーを飲む人
食後にコーヒーを飲む習慣がある方は、マンデリンと相性がよいと思います。
なぜなら、マンデリンは苦みやコクが濃厚なため、料理の味に負けないからです。
私は食後によくコーヒーを淹れて飲むのですが、マンデリンはクリームパスタやカレーなどの味の濃い料理の後に飲んでも、しっかりコーヒーの味を楽しめると感じます。
甘いケーキ・濃厚な焼き菓子と一緒にコーヒーを飲む人
ケーキや焼き菓子にコーヒーと一緒にコーヒーを飲むという方には、マンデリンが非常におすすめ。
デザートとコーヒーの相性がよいことは皆さんご存知かもしれませんが、マンデリンはコーヒーの中でも苦み・コクが強いことから、甘くて濃厚なデザートと相性抜群なのです。
具体的には、生クリームをたっぷり使ったショートケーキや、濃厚なチーズケーキ、バターをふんだんに使用したマドレーヌやフィナンシェとめちゃくちゃ合います。
甘いケーキ・焼き菓子とコーヒーをペアリングさせるなら、ぜひマンデリンを試してみてください。
ミルクで割ってカフェオレにする人
コーヒーを普段からブラックではなくカフェオレで飲むという方も、マンデリンと相性がよいと思います。
その理由は、マンデリンには濃厚な苦み・コクがあり、牛乳で割ってもしっかりコーヒー感を感じられるカフェオレが作れるためです。
「カフェオレのコーヒー感が物足りない」と感じている方は、マンデリンコーヒーを使うと好みの味わいが作れますよ。
タバコを吸う人
私はタバコを吸わないのでいまいちピンとこないのですが、タバコを吸う人にもマンデリン好きがいるようです。
マンデリンとタバコは合うと思います。
— ポルカ@シンイチ (@gurikusisu) March 15, 2024
愛煙家でコーヒー好きの方は、一度試してみてもよいかもしれません。
◆筆者が運営する「EncounterCofee」でもマンデリンを販売しています。マンデリンらしい苦みとコクを楽しめる仕上がりとなっていますので、よろしければお試しください!
反対にマンデリンコーヒーが苦手だと思うのはこんな人
反対に、マンデリンコーヒーが苦手だと思う人の特徴は以下の通りです。
- 軽い味わいのサラッとしたコーヒーが好きな人
- スパイスやハーブの風味が苦手な人
- 爽やかな酸味のある浅煎りコーヒーが好みの人
こちらもそれぞれについて詳しく解説します。
軽い味わいのサラッとしたコーヒーが好きな人
軽い味わいのサラッとしたコーヒーが好きな人は、マンデリンが苦手かもしれません。
なぜなら、マンデリンはコーヒーの中でも濃厚な味わいが特徴だからです。
個人的にはブラジル産やグアテマラ産のコーヒーは軽くて飲みやすいと思うのですが、こういったコーヒーをいつも飲んでいる方がマンデリンを飲むと「ちょっと濃いかも…」と感じてしまうかもしれません。
スパイスやハーブの風味が苦手な人
マンデリンは、独特なスパイス・ハーブの香味があり、味わいに少しクセがあるのが特徴です。
そのため、スパイス・ハーブが苦手な人にはあまり向いていないと思います。
このような方がマンデリンを飲むと「うわ。何やこれ…」と感じてしまう可能性があるので、あまりおすすめできません。
爽やかな酸味のある浅煎りコーヒーが好みの人
近年人気が上がってきている、フルーツのような爽やかな酸味がある浅煎りコーヒーが好きな人も、マンデリンが苦手かもしれません。
なぜなら、マンデリンは深煎りにされることが多く、ほとんどの場合酸味がなくなってしまっているためです。
一般的には華やかな酸味とは真逆の濃厚な苦みとコクが特徴なので「ちょっと違うかな…」と感じてしまうことが考えられます。
ただし、世の中にはマンデリンの浅煎りもある
ここまで、マンデリンの中でも一般的に販売されることが多い「深煎り」を前提に話を進めてきましたが、世の中にはマンデリンの「浅煎り」も販売されています。
ほかのコーヒー豆と同様、マンデリンも深煎りの場合は苦みが強く酸味が弱くなりますが、浅煎りだと苦みが少なく酸味が強くなります。
ただ、深煎りのときと同じく、スパイスやハーブの香味は感じられます。
そのため、酸味が好きな方や軽い味わいが好きな方は一般的な深煎りを選ばず、珍しい浅煎りのマンデリンを試してみるのもアリですよ。
まとめ
これまでマンデリンを散々飲んできた筆者が考える、マンデリンが好きだと感じやすい人の特徴は以下の通りです。
- 食後にコーヒーを飲む人
- 甘いケーキ・濃厚な焼き菓子と一緒にコーヒーを飲む人
- ミルクで割ってカフェオレにする人
- タバコを吸う人
(タバコに関しては実際にやったことはありませんがよく聞く話なので)
また、反対にマンデリンが苦手かなと思う人の特徴は以下の通り。
- 軽い味わいのサラッとしたコーヒーが好きな人
- スパイスやハーブの風味が苦手な人
- 爽やかな酸味のある浅煎りコーヒーが好みの人
とはいえ、味に関しては人それぞれ感じ方が大きく異なるため、気になるのであれば一度飲んでみて確かめるのがベストだと個人的には感じます。
◆筆者が運営する「EncounterCofee」でもマンデリンを販売しています。マンデリンらしい苦みとコクを楽しめる仕上がりとなっていますので、よろしければお試しください!